国内

共産党員「野党統一候補でこんなに手応えある選挙は初めて」

日本共産党のHP

「共産党改選倍増」──しんぶん赤旗には、そんな見出しが躍った。他の野党との選挙協力により、参院選で勢いづいた共産党。「野党統一候補」戦略を続けようとする同党の狙いとは……。ジャーナリストの武冨薫氏がレポートする。

 * * *
〈軒を借りて母屋を乗っ取る〉。

 日本共産党は7月の参院選でそんな選挙戦略に踏み出した。参院選の投開票日、東京・代々木の共産党本部ではそう思わせる光景が見られた。

 この日、同党の獲得議席は選挙区1、比例代表5の合計6議席(改選3議席)だったが、開票本部のボードには32人の野党統一候補の名前が張り出され、当確が出るたびに幹部たちが民進党公認や無所属の候補たち11人の名前にバラをつけて拍手が沸いたからだ。当選のバラの数は共産党本来の当選者の3倍近い17人にのぼった。

「最初のチャレンジとしては大きな成功と言っていいのではないか。第二、第三の段階に発展させていきたい」

 志位和夫・委員長は次の総選挙でも野党協力路線を続ける姿勢を強くにじませたのである。

 結党以来、他の野党とは手を組まない独自路線を取ってきた共産党が大きな戦略転換に舵を切ったのは昨年9月。志位委員長が党中央委員会で安保法制を廃止するために他の野党と連携する「国民連合政府」構想を打ち出したことだ。

トピックス

キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
《新歓では「ほうれん草ゲーム」にノリノリ》悠仁さま“サークル掛け持ち”のキャンパスライフ サークル側は「悠仁さま抜きのLINEグループ」などで配慮
週刊ポスト
70歳の誕生日を迎えた明石家さんま
《一時は「声が出てない」「聞き取れない」》明石家さんま、70歳の誕生日に3時間特番が放送 “限界説”はどこへ?今なお求められる背景
NEWSポストセブン
イスラエルとイランの紛争には最新兵器も(写真=AP/AFLO)
イスラエルとの紛争で注目されるイランのドローン技術 これまでの軍事の常識が通用しない“ゲームチェンジャー”と言われる航空機タイプの無人機も
週刊ポスト
一家の大黒柱として弟2人を支えてきた横山裕
「3人そろって隠れ家寿司屋に…」SUPER EIGHT・横山裕、取材班が目撃した“兄弟愛” と“一家の大黒柱”エピソード「弟の大学費用も全部出した」
NEWSポストセブン
ノーヘルで自転車を立ち漕ぎする悠仁さま
《立ち漕ぎで疾走》キャンパスで悠仁さまが“ノーヘル自転車運転” 目撃者は「すぐ後ろからSPたちが自転車で追いかける姿が新鮮でした」
週刊ポスト
無期限の活動休止を発表した国分太一
「こんなロケ弁なんて食べられない」『男子ごはん』出演の国分太一、現場スタッフに伝えた“プロ意識”…若手はヒソヒソ声で「今日の太一さんの機嫌はどう?」
NEWSポストセブン
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《模擬店では「ベビー核テラ」を販売》「悠仁さまを話題作りの道具にしてはいけない!」筑波大の学園祭で巻き起こった“議論”と“ご学友たちの思いやり”
NEWSポストセブン
1993年、第19代クラリオンガールを務めた立河宜子さん
《芸能界を離れて24年ぶりのインタビュー》人気番組『ワンダフル』MCの元タレント立河宜子が明かした現在の仕事、離婚を経て「1日を楽しんで生きていこう」4度の手術を乗り越えた“人生の分岐点”
NEWSポストセブン
元KAT-TUNの亀梨和也との関係でも注目される田中みな実
《亀梨和也との交際の行方は…》田中みな実(38)が美脚パンツスタイルで“高級スーパー爆買い”の昼下がり 「紙袋3袋の食材」は誰と?
NEWSポストセブン
カトパンこと加藤綾子アナ
《慶應卒イケメン2代目の会社で“陳列を強制”か》加藤綾子アナ『ロピア』社長夫人として2年半ぶりテレビ復帰明けで“思わぬ逆風”
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《2人で滑れて幸せだった》SNS更新続ける浅田真央と2週間沈黙を貫いた村上佳菜子…“断絶”報道も「姉であり親友であり尊敬する人」への想い
NEWSポストセブン
ピンク色のシンプルなTシャツに黒のパンツ、足元はスニーカーというラフな格好
高岡早紀(52)夜の港区で見せた圧巻のすっぴん美肌 衰え知らずの美貌を支える「2時間の鬼トレーニング」とは
NEWSポストセブン