国内

安倍首相はおぼっちゃんだが、皆で幸せになろうとの気概あり

日米関係は対等の立場で協力し合うべき、が持論

 米大統領選の投票日直前、元国務大臣・亀井静香氏とトランプ氏が会談するとの情報がメディアを騒然とさせた。面会は叶わなかったが、“保守本流”を自任する豪腕政治家は何をトランプ氏に伝えようと思ったのか。亀井氏が語った。

 * * *
 トランプ氏が大統領になる今こそ、日本人は背筋をピシッと伸ばして、「日本の魂」を取り戻すべきだ。

 古来、日本人が持つ魂の中核にあるのは、みんなで助け合ってみんなで幸せになろうという考えです。昔から日本人は何かを手に入れたら隣近所にお裾分けをした。

 もちろん日本人にも欲はあるけど、“みんなで豊かになりたい”という気持ちのほうが強かった。

 西洋の文明は「遠心力」で強者と弱者を切り離すけど、日本は「求心力」で人と人を結びつける。「和をもって尊しとなす」の精神が日本人の国民性なんだ。

 その美徳が、小泉・竹中路線がアメリカから直輸入した新自由主義に破壊されてしまった。弱肉強食が当たり前の世の中になり、貧富の格差が広がった。

 日本を大事にすることは、国民ひとりひとりを大事にすることであり、一部の権力者や既得権益者を大事にすることではない。人間は様々な条件のもとで生まれるけど、誰でも頑張ればある程度の生活ができ、運が悪い者もきちっと生きていける環境を提供するのが国家の責任だ。

トピックス

夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン