五徳や換気扇にこびりついた油汚れ。洗剤をたっぷりつけてスポンジでこすっても、なかなかきれいにならず、手間がかかって大変。でも…。
「油汚れは時間をかけてこすり落とすより、洗浄液につけ込み、浮いた汚れをスポンジやブラシで落とすのが正解。つけおきは逆に家事の時短になるんです」とは、日本ハウスクリーニング協会理事・高橋敬子さん(「」内、以下同)。今回はさらに片づけの手間も省けるつけおきの裏ワザをご紹介!
「まずは調理台に段ボールを置きます。段ボールの蓋とシンク側の角1か所を切り取り、中面にゴミ袋を二重にして敷き詰め、袋の端を、切り取った段ボールの穴から出しておきます」
箱に50℃の湯10リットルとセスキ炭酸ソーダ100g(※1)を入れて洗浄液を作り、油汚れのひどい五徳などをつける。
「10分ほどで汚れがゆるむので、洗浄液につけたまま、スポンジやブラシでこすり落とします(※2)」
つけている間に、洗浄液を含ませたスポンジで壁の油ハネなどを拭き取るのもおすすめ。そうじが終わったら、箱の端から出ている袋を切れば、洗浄液が流れ、箱も袋もそのまま捨てられる。
(※1)段ボールの大きさにより湯量や洗剤量は調整。
(※2)油汚れの度合により、汚れ落ちは変わるのでつける時間は調整を。手荒れや汚れの気になる場合は、ゴム手袋の使用がおすすめです。
※女性セブン2016年12月22日号