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北島三郎、紅白での「鼻の穴に紙吹雪事件」を振り返る

北島三郎が紅白での一大事件を振り返る

 67回目を迎えるNHK紅白歌合戦。近年は視聴率低迷が叫ばれているが、それでも平均視聴率40%近くを叩き出す年末の風物詩だ。そんな紅白で起きた今も語り継がれる大事件を紹介しよう。

 歴代最多の50回の出場経験を持ち、2013年に紅白を卒業した北島三郎は思わぬ“災難”に遭遇していた。

 1981年(第32回)で大トリを務めた北島。『風雪ながれ旅』を熱唱中、吹雪をイメージしたという小道具の紙吹雪が大量に舞い、客席にまで降りそそいだ。この猛吹雪は北島の姿も画面から消えてしまうほどの激しさだった。

「とにかく『ええっ!?』と叫んでしまうほど量がスゴかった。紙吹雪が収まると、最後に映し出された北島さんの鼻の穴に紙吹雪が入り込んでしまっていた。北島さんの鼻の穴が大きいから起こった珍事。重鎮でありながらコミカルなイメージもある北島さんだからこそ面白かった」(音楽評論家・富澤一誠氏)

 アクシデントにも動じず歌い切ったサブちゃん。本人に当時の心境を聞いた。

「あの時は大変だったよ!何も見えないし、風圧で立っているのもキツかった。歌っていたら口の中にも入ってくるし、最後には鼻の穴にまで入りこんじゃってね! ハッハッハ! あれはやりすぎだよねぇ~(笑い)」

 トラブルすら豪快に笑い飛ばすサブちゃん。さすがは大御所である。

※週刊ポスト2017年1月1・6日号

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