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冬野菜「水菜」 100gあたりカルシウム含有量は牛乳の2倍

水菜はたんぱく質と相性抜群。「牛肉と水菜とさっと炒め」

 冬といえば鍋が美味しい季節。そして、鍋に入れて食べたい野菜が「水菜」だ。水菜は、江戸時代はじめには京都を中心に栽培されていたアブラナ科アブラナ属の葉野菜。肥料を使わずに水と土だけで栽培したことから“水菜”と名づけられたとされる。“京菜“と呼ばれることもある。壬生菜水菜の一種。

 水菜に含まれるアリルイソチオシアネートはわさびと同様の辛み成分で、強力な抗菌作用、また、血栓の防止効果もある。肉や魚の臭みを抑える働きもあるため、一緒に調理すると生臭さが緩和される。このほかビタミンCや食物繊維、βカロテンも豊富に含み、100gあたりのカルシウムの含有量はなんと牛乳の2倍。更年期の女性はとくに積極的に食べたい冬野菜である。

 家庭料理研究家の松田美智子さんは、水菜についてこうコメントする。

「水菜は生でも火を通しても、文字通り“みずみずしい”冬期の貴重な青菜。とくにたんぱく質との相性が抜群ですから、薄切り肉とさっと炒めて、ほのかな苦みとシャキシャキ感を楽しんでください」

 鍋以外でもおいしい「水菜」。牛肉と合わせた炒め物のレシピを紹介する。

◆牛肉と水菜のさっと炒め
【1】水菜4~5株はよく洗って軸下を落とし、3cm長さに切り揃える。
【2】フライパンにごま油大さじ1、スライスしたにんにく小さじ1/2を入れて中火にかけ、香りが出たら食べよく切った牛もも薄切り肉100gを加えて炒める。
【3】フレンチマスタード大さじ1を入れてさっと炒め、強火にして【1】を加えてさらに炒める。
【4】塩・こしょう各少量で味を調え、最後にしょうゆ小さじ1をふり入れてさっと炒める。

※女性セブン2017年2月2日号

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