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「寒土用の丑の日」もうなぎで運気上昇 今年は1月26日

寒土用の運気アップ術を直居由美里さんが解説

 季節の変わり目を意味する「土用」。運気が切り替わる時期として、風水的にも重要なのだという。風水建築デザイナーの直居由美里さんが、「寒土用」で運気を上げる秘密を教えてくれる。

 * * *
 土用というと、7月を思い浮かべる人が大半でしょう。土用のうなぎは年中行事としてしっかり定着しています。

 しかし、土用は7月だけではありません。土用とは季節の変わり目のこと。7月は夏から秋へと変わる土用ですが、秋から冬、冬から春、春から夏に切り替わる土用があり、1年に4回、土用が巡ってきます。

 今年は、1月17日から2月3日の節分までが寒土用です。毎日、寒い日が続いていても、陽の気が徐々に強くなっています。土用が終われば立春です。

 土用は季節の変わり目ですから、陰陽のエネルギーが交じり合い、混沌とします。体調を崩す人も多くなり、運気のアップダウンも激しくなります。

 東洋占術では、立春が正式な新年であり、一白水星が支配する年が本格的にスタートします。といっても、デジタルに切り替わるわけではなく、「明けましておめでとうございます」とあいさつをして、年賀状を交わすうちに、徐々に新年の気が満ちてきています。そして、完全に新しい年に切り替わるのが2月4日の新年というわけです。

 ですから、立春前の寒土用は、それからの一年の運気を左右する重要な時期です。土用の期間に、新しいことを始めてはいけないといわれるのは、運気の乱れをもたらすからです。

 そうはいっても、仕事や社会活動で、土用の時期にスタートするプロジェクトもあるでしょう。土用だから絶対にいけないというわけではなく、念入りに準備して時間のゆとりをもたせるように心がけましょう。土用は陰陽の気が混沌としているので、思わぬハプニングが起きやすいのです。ぎりぎりのスケジュールでは、不測の事態に対処できません。

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