昨年大晦日に抽せんが行われた「年末ジャンボ」の1等7億円が2本、前後賞1億5000万円が4本。
「年末ジャンボミニ」の1等1億円が4本、埼玉県内の売り場から飛び出した。計10本の億当せんは、東京に続き愛知と並んで全国2位! ツイてる埼玉の中でも1等・前後賞合わせて10億円を出した2つの売り場に、“激ツキ”の秘密を取材してきた。
埼玉県のほぼ中央に位置し、今の季節はいちご狩りも楽しめる比企郡川島町。のどかな田園風景の中にあって宝くじの実績抜群の有力店、『川島カインズホームCC』の長沼浩二店長は興奮気味にこう話す。
「2012年にロト6で1等約2億2000万円、2014年にロト6で1等約2億9000万円と、2年ごとに億当せんが出ていたんです。“今年もくるぞ!”と期待していたら、最後の最後に大きいのが当たりました」
販売員の田村有里子さんは、川越市内の金運にご利益がある熊野神社の『川越銭洗弁天』で当せん祈願を行っている。窓口には花柄の座布団に乗った亀の置物が飾られている。
「鶴ヶ島市内に系列店があり、そちらでジャンボ1等3億円が出たご利益にあやかろうと、“鶴と言えば亀”ということで数年前に置き始めました。今では亀にお祈りしたり、宝くじで亀を撫でていく人が多いですね。以前、“亀と目が合ったと思ったら、100万円が当たったよ!”と報告してくれたかたもいました」(田村さん)
江戸時代は、日光街道粕壁宿の宿場町として栄えた春日部市にある『イオンモール春日部 大黒天宝くじ』は、日本屈指の宝くじ売り場『有楽町大黒天宝くじ』(東京都)の姉妹店にあたる。2013年5月のオープン直後から、「大黒さま」はパワーを発揮した。
「売り場がオープンしたのがちょうどドリームジャンボの発売期間中だったんですが、いきなり1等1億円が出たんです!“運をもっている店だ”と評判になり、県内外からお客さんが大勢いらっしゃいました」(販売員の岡村篤子さん)
その後しばらく億当せんが出ない時期が続いたが、岡村さんは大黒天と縁の深い『円珠院』(東京・江東区)で当せん祈願を続けた。
すると2015年のロト7で約1100万円、同年の年末ジャンボで2等1000万円と徐々に調子を上げ、ついに今回10億円をつかみ取った。
2月22日から1等・前後賞合わせて5億円が当たるグリーンジャンボ宝くじが発売開始。これは埼玉で買うしかない!?
※女性セブン2017年2月23日号