ライフ

若返り効果や免疫力アップに効果の雑穀 浸水でおいしくなる

ポリフェノールを豊富に含む雑穀

 雑穀に出会い、正しく食べる習慣をつけたところ、長年悩んでいた便秘の苦しみから解放されたと話す管理栄養士の柴田真希さん。

「雑穀の効果は食物繊維による便通改善や大腸がん予防、ダイエット効果だけではありません。多くの雑穀はポリフェノールを豊富に含むため、強い抗酸化作用があるのも魅力です」(柴田さん・以下同)

 ポリフェノールは、細胞の酸化を抑える若返り効果や、高血圧や動脈硬化を予防する血液サラサラ効果、免疫力アップなどにも効果があると言われている。

「雑穀を生活に取り入れて以来、風邪をひかなくなりました。雑穀はミネラル分豊富な穀物。自然のサプリと言われるくらい、健康にいいことだらけなんですよ」

 ただ、白米に比べておいしくないと感じる人も多いよう。解決法は「しっかりと浸水」させることだ。硬い雑穀ご飯は食べにくいうえ、栄養素が体に吸収されにくい。しっかり浸水させることで、おいしくなり、また体にも吸収されやすくなる。

 雑穀には「よく噛む」ことで得られる効果もある。噛みごたえのある雑穀ご飯は、しっかりと咀嚼するため、一杯でもかなりの満足感を得ることができる。食べ過ぎ防止にもなるという。また噛むことで脳が活性化し、認知症対策にも。歯への刺激で骨が強くなるほか、顎がシャープになるなど、栄養面以外でも多くの効果が期待できる。

※女性セブン2017年3月2日号

関連キーワード

トピックス

谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン