「原材料のトビウオの確保が難しいことです。地元の漁師さんによると『この魚は風が吹かないと来ない』といい、魚を獲るルートも毎年変わるそうです。3年前には全く獲れなかったこともあるし、獲れても大手さんががばっと買い占めに走るので、確保するのが大変です」
トビウオ争奪戦が繰り広げられているとは知らなかった。ただ風が連れてくる魚というのは面白い。潮風に日焼けしたねじり鉢巻きの漁師さんの姿まで脳裏に浮かぶ。駐車場の片隅に置かれた自販機の魚は、長崎の海に風が連れてきたものだと思えば、なかなかロマンチックではないか。
だし自販機の具体的な設置場所は同社HPまで。