「そもそもC CHANNELのコンテンツは、メイク、ファッション、ハンドメイドといった若い女子でも意見を言いやすいのが特徴。政治などの難しい話にはコメントできないけれど、自分の身の回りの世界のことなら上から目線で語れるという、暇な人が書き込んでいるんだと思います。
また、クリッパーさんが有名なモデルさんではないので、『私の方が可愛いのに!』と僻んでいる子も多そう。相手が一般人だと思って上から目線のコメントができるのではないでしょうか?」(Bさん)
一方で、Webメディアで勤務する女性Cさん(30歳)は、「痛コメント」を書き込む層について、こう分析する。
「コメント欄でわざわざ自己主張をしている人のアカウントを見ると、ネットリテラシーが低い印象を受けます。くだらない誹謗中傷コメントにも運営側がすべてレスをするので、構ってもらえたことや、たくさんの人に自分の意見を見てもらえることに喜びを感じている人もいるはず。
一方でFacebookの使い方などがあまりよく分かっておらず、自分のフィードにしか流れないと思い込んでいる人もいるでしょう。不特定多数の人に自分の個人情報が見られることを考えずにコメントしている人も少なくないのではないでしょうか」(Cさん)
若い女性にとって、「リアル」であることを売りにしているC CHANNEL。リアルさの功罪として、「私でも意見が言える」と感じた人たちのストレス発散の場として利用されている側面もあるようだ。最低限の良識を持ってコメントしてもらいたい。