スポーツ

松山英樹 絶不調でもマスターズ制覇に向けた勝利のジンクス

悲願のマスターズ制覇の可能性は?

 ゴルフ4大メジャー大会のひとつ、マスターズが4月6日、米ジョージア州のオーガスタナショナルGCで開幕する。世界ランク4位で、現在、米ツアー賞金王レースでは2位につけている松山英樹(25)に日本人初のメジャー制覇の期待が高まるが、このところの松山は絶不調なのだ。

 2月に「フェニックスオープン」で2年連続優勝の快挙を成し遂げたが、それ以降が惨憺たる成績。2月の「ジェネシスオープン」で今年初の予選落ちを喫した後は、3月の「WGCメキシコ選手権」では25位タイ、「アーノルド・パーマー招待」では45位タイと、多くのファンを不安にさせている。

 一方で、「それでも勝つチャンスはある」というのは、NHKの米ツアー解説でおなじみの沼沢聖一プロだ。

「ここ数試合、松山は持ち味であるアイアンに左右のブレがある。ただ、調子を落としていても、原因はアイアンの精度だと分かっているから、それを調整すればいいだけ。

 我慢する力、勝負どころで決める力、コースへの対応力など、どれをとっても力を付けているのは間違いない。メジャータイトルは、『獲れる』という自信が一番求められます。本人のコメントを聞く限り、彼は自信を持っているから大丈夫ですよ」

 それだけではない。むしろ最近の絶不調は“マスターズ勝利の方程式”に当てはまっているという見方もある。

「過去、マスターズでは大会直前の数試合を絶好調だった選手が制したという例は少なく、むしろ調子を落としていたプレーヤーが照準を合わせて射止めるケースが多い」(同前)

 たとえば、2016年にマスターズを制覇したダニー・ウィレットは、その3試合前は45位。一時は3位まで回復するも、直前には22位と陥落。しかし、マスターズでは優勝を収めている。

関連記事

トピックス

愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト