しかし、愛犬を思い出すという面を見せつつも、本で犬と触れ合っている女学生の写真を見ていると、同世代の被害女児を思い出さずにはいられない。だが当の君野被告は、女学生が登場する作品を自身が愛読していることについて、どうやら無自覚のようだ。
面会から2日後の3月10日、大阪高裁は死刑とした一審を破棄。君野被告に無期懲役を言い渡し、検察側が上告している。
文■高橋ユキ(ノンフィクションライター)
※週刊ポスト2017年5月5・12日号
しかし、愛犬を思い出すという面を見せつつも、本で犬と触れ合っている女学生の写真を見ていると、同世代の被害女児を思い出さずにはいられない。だが当の君野被告は、女学生が登場する作品を自身が愛読していることについて、どうやら無自覚のようだ。
面会から2日後の3月10日、大阪高裁は死刑とした一審を破棄。君野被告に無期懲役を言い渡し、検察側が上告している。
文■高橋ユキ(ノンフィクションライター)
※週刊ポスト2017年5月5・12日号