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4~6月の残業を抑えて給料を下げると健康保険料が安くなる

医療費を節約するワザとは?

 高齢化が進む日本では、医療費の増大が大きな問題となっている。そこで、医療費を節約するためのテクニックを紹介する。

◆4~6月は残業代を減らすべし

 毎月の給料から天引きされている健康保険料は4~6月の給与の平均によって決まり、9~翌8月まで適用される。

 この数字は「標準報酬月額」と呼ばれるもので、基本給や家族手当、住宅手当などに加えて残業代も含まれるので、4~6月は残業を抑えて平均給与を低くすれば、保険料も安くなるのだ。

◆ドラッグストアの領収書は保管せよ

 1年間に払った家族全員の医療費が10万円を超えていた場合、確定申告で医療費控除の申告をすれば還付金が発生する。

「医療費には、ドラッグストアで買った風邪薬や病院への交通費も計上できるので、それほど使ってないと思っても10万円を超えているケースは意外に多いです。申告時に必要なので、領収書は保管しておきましょう」(医療問題に詳しいジャーナリストの早川幸子さん)

◆実家の両親を扶養家族に

 扶養家族として健康保険に加入できるのは同居する3親等以内の家族だが、離れて暮らす両親を扶養家族に入れることができるケースがある。親の年齢が60才未満で年収130万円未満、もしくは60~74才で年収180万円未満、かつその金額が子供の仕送りよりも少なかった場合だ。

 扶養家族に入れば保険料の負担なしに健康保険に加入できる。

※女性セブン2017年5月11・18日号

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