グラビア

神楽坂恵 高校時代から「女優は脱ぐもの」のプロ意識

神楽坂恵が写真集『come in』を振り返る

 女優やアイドルがヌードになると世間は大騒ぎになるが、「ヌードよりセクシー」と評されたのが、2005年に発売された神楽坂恵の写真集『come in』だ。6月19日に発売された『週刊ポスト』では、伝説の写真集の未掲載カットを公開。写真集について神楽坂が振り返る。

 * * *
 グラビアの仕事を始めたのは22歳の時。新宿のデパートで美容部員をしていてスカウトされました。それまでは胸が大きいのを隠して生きていたんです。隠しても隠しきれなくてバレていたんですけどね。夏でもいつもカーディガンを羽織っていて、胸を隠したいから姿勢も悪くて。

「よし、ちょっと猫背を直そう、自分を出してみよう」と思ってこの世界に飛び込みました。今まで隠してきた胸をグラビアで褒められてから、堂々と胸を出せる場所を見つけて、気持ちが楽になりましたね。それでも日常では、変わらずに胸が目立たない服を着続けていましたけど。

 この写真は、大好きな写真集『come in』(現・学研ホールディングス刊)用に撮影したものです。23歳の時ですね。「橋本雅司さんに撮っていただけるならいいかな」と思い、初めて乳首が透けた写真を撮ってもらいました。

 もともと私は、デビューするには遅い年齢だからと、知名度を上げるためにいきなり手ブラ&Tバックのグラビアでデビューだったんです。そして1年くらいグラビアをやっているうちに、“透ける”話が来たんです。1回は悩みましたよ。事務所の社長とマネージャーが家まで説得に来て、「本当に透けていいのか」と議論しました。

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