芸能

田村英里子ロス発インタビュー、伝説カレンダーを振り返る

田村英里子が伝説のカレンダー写真を振り返る

 女性アイドルの写真集やグラビアが話題になることはあっても、カレンダーがこれほど話題になったことはないだろう。アイドル絶頂期の1991年にカレンダーで半裸姿を披露した田村英里子が、伝説の仰天ショットについて振り返る。

 * * *
 デビューのきっかけになったラジオ番組『決定!全日本歌謡選抜』(文化放送)のオーディション企画「スターは君だ!」でグランプリをいただいた時は本当に驚きました。後で「他の子が優勝するはずだった」と聞いて、「優勝する人って、決まっているんだ」と子供ながらに思ったものです。

 このカレンダーがなぜ大きな話題になったか、今でも正直わかりません。私は2人姉妹だったせいか、いまだに男性の心理がよくわからないのです。当時は毎日仕事が夜中まであって、休みも取れず疲れ切っていました。それでも、このカレンダーがきっかけで人気番組に呼んでいただく機会が増えて、大人の女性として扱われることへの戸惑いを感じながら、その期待に応えようと一生懸命でした。

 ハリウッドでの経験は『ハリウッド・ドリーム』という本に書きました。あの本を出した時点で私の中で一つの区切りがついたというのが実感です。今はヨークシャーテリアの愛犬ティファニーとロスでゆったりした生活を送っています。クッシング症候群の疾患を持つ“ティちゃん”のために、食事はすべて手作り。ティちゃんのために生きていると言っても過言ではありません(笑い)。

【プロフィール】たむら・えりこ/1月16日、茨城県生まれ、幼少期をヨーロッパ・ドイツで過ごす。帰国後、東映『花の降る午後』で映画デビュー。16歳で日本レコード大賞新人賞など多数受賞する。NHK大河ドラマ『秀吉』、東映『首領を殺った男』などで女優としても活躍後、2000年に単身渡米。2007年ドラマ『HEROES』ではヤエコ役を好演し全米で注目を浴びる。2009年映画『DRAGONBALL  EVOLUTION』、ドラマ『REAPER』で活躍。米国ロスアンゼルス在住。

撮影■野村誠一

※週刊ポスト2017年7月14日号

関連記事

トピックス

筒香が独占インタビューに応じ、日本復帰1年目を語った(撮影/藤岡雅樹)
「シーズン中は成績低迷で眠れず、食欲も減った」DeNA筒香嘉智が明かす“26年ぶり日本一”の舞台裏 「嫌われ者になることを恐れない強い組織になった」
NEWSポストセブン
テレビの“朝の顔”だった(左から小倉智昭さん、みのもんた)
みのもんた「朝のライバル」小倉智昭さんへの思いを語る 「共演NGなんて思ったことない」「一度でいいから一緒に飲みたかった」
週刊ポスト
陛下と共に、三笠宮さまと百合子さまの俳句集を読まれた雅子さま。「お孫さんのことをお詠みになったのかしら、かわいらしい句ですね」と話された(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
【61才の誕生日の決意】皇后雅子さま、また1つ歳を重ねられて「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら…」 陛下と微笑む姿
女性セブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン