ライフ
2017.07.06 07:00 女性セブン
「油」極端に摂取量減らすと疲れやすくホルモン分泌に問題も

「油」を極端に減らすのはNG(写真/アフロ)
油は栄養学的には脂質といい、糖質、たんぱく質と並んで、人間の生命維持や身体活動に欠かせない栄養素の1つ。また糖質より効率のいいエネルギー源で、細胞膜やホルモンを作る材料にもなっている。
「以前、油は太るからできるだけ摂らない、という風潮がありました。確かに油を摂りすぎると体脂肪がたまり、動脈硬化の原因にもなります。ですが、極端に減らすとエネルギー不足で疲れやすくなり、細胞膜の働きが低下し、ホルモン分泌が正常ではなくなるなどの問題が出てくるんです」
そう話すのは、慶応義塾大学医学部教授で油研究の第一人者の井上浩義さん。摂る油の種類によっては、善玉コレステロールが増えて、悪玉コレステロールは減り、血管の柔軟性を保つなどの作用もあるため、良い油を摂ることで動脈硬化を予防でき、脳卒中や心臓病のリスクも下がるのだ。
「ココナッツオイルにアルツハイマー型認知症の予防効果があるという論文が、2009年に発表されて話題になりました。また、亜麻仁油などのオメガ3系油には、脳血管型の認知症の予防効果が期待できます。高齢者こそ油を選び、積極的に摂ってほしいですね」(井上さん・以下同)
※女性セブン2017年7月20日号
トピックス

ミスオブミスの東大2年生「アナウンススクールで基礎から学びたい」
週刊ポスト

妻を2度亡くした田原総一朗氏の失意「何もわからなかった」
週刊ポスト

チェッカーズ名曲を解禁の藤井フミヤ、恩師と“絶縁”真相を語る
NEWSポストセブン

吉田拓郎が明かす夫婦の終活 妻・森下愛子は「1年前に引退」
女性セブン

有吉弘行、結婚で毒舌キャラに影響は? 今後も「無双状態」の見方
NEWSポストセブン

「まん防」三鷹駅南北問題 武蔵野市より感染者が多い三鷹市が適用外の不可解
NEWSポストセブン

田中みな実、マネージャー次々辞め5人目も 強いプロ意識も背景に?
NEWSポストセブン

芝翫の長男・中村橋之助、元乃木坂46女優と4連泊 二股疑惑に答えた
女性セブン