滞在中、資産家の息子は不動産業者と接触し、首都圏で投資用マンションを物色。結局購入には至らなかったが、中村氏によればこれも中国人ならでは。

「中国では土地はすべて政府のものと定められているため、個人所有ができない。中国人富裕層たちは、常に海外の土地を購入して資産を分散することを考えているんです」(中村氏)

 吉林省からの御一行は、日本の高い医療技術と行き届いたサービスに、大いに満足して帰国したという。

 中国から日本への医療ツアーでは、検診に合わせてアンチエイジングの施術を受けるプランも人気が高い。血液中にオゾンを注入する「血液クレンジング(1回3万円前後)」や、高濃度の胎盤エキスを体内に注入する「スーパープラセンタ注射(1本10万円前後)」、肌をきれいにしたい女性たちを中心に人気の「幹細胞注射(1本20万円前後)」などだ。

 いずれも高額だが、中国人富裕層にとっては痛くも痒くもない金額である。

※SAPIO2017年8月号

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