著者は取材を続けながら言う。「ここは日本なのか、と目を疑うことがしばしば起きた。戦後日本が表向き保障してきた人権や市民的自由が否定され、権力が意のままに振る舞う。これは戒厳令なのだ。」
見ずに考えずにすめば、それがいちばんラクだ。しかし、日本のある場所でこんなことが起きたのは事実なのだ。著者は「きょうの沖縄は、あすの本土である」とも言う。「沖縄の基地? フクザツな問題だよね」とスルーせずに、ぜひご一読を。
※週刊ポスト2017年9月22日号
著者は取材を続けながら言う。「ここは日本なのか、と目を疑うことがしばしば起きた。戦後日本が表向き保障してきた人権や市民的自由が否定され、権力が意のままに振る舞う。これは戒厳令なのだ。」
見ずに考えずにすめば、それがいちばんラクだ。しかし、日本のある場所でこんなことが起きたのは事実なのだ。著者は「きょうの沖縄は、あすの本土である」とも言う。「沖縄の基地? フクザツな問題だよね」とスルーせずに、ぜひご一読を。
※週刊ポスト2017年9月22日号