本来なら子供が成人しているなら親が責任を取ることはないと思うけど、芸能人は別。デビューする時に親の名前を使っているんだから。不祥事があったら親が責任を問われることもある。
だから二世は他の人に比べてスタートが有利な分、親の名前の責任も背負って行動しなきゃならない。
サラリーマンにはサラリーマンのルールがあるように、芸能人には芸能人のルールがある。理不尽だろうが、おれたちはおれたちのルールを守って初めて社会人なんです。
〈親の責任を厳しく問う梅沢にも2人の娘がいる。梅沢はどのように娘たちを育てたのだろうか。〉
おれの子育ては、成人するまではお小遣いという名の「給料」を渡すから「社長」である親の言うことを聞けというスタンス。
子供と同じ目線に立って、「ダメなものはダメ」と徹底して叩きこんだから、お陰様で娘から「お父さんキライ」とか「お父さんの後のお風呂に入りたくない」なんてバカげたことを言われたことは一度もない。
今の世の中は「目上の人を敬いなさい。他人に敬意を払いなさい」という世の秩序と親の威厳を教えないから、親に対して「クソオヤジ」なんて言う子供が育ってしまうんだ。
その代わり、成人したら自分の力で自由に生きればいい。家を出るのも男をつくるのも自由。でもその分、何か起きたらすべて自分で責任を持たせます。問題を起こしたら懲役に行けばいんですよ。
※女性セブン2017年10月19日号