そして、うなぎといえば「山椒」。松田さんは「My粉山椒」を持参してうなぎを食べに行くという。
「山椒はうなぎの相棒。脂がしっかりしたものには山椒が少し加わるだけで、口の中がスッキリして食がすすみます。粉山椒もぶどう山椒の実を乾燥させ、石挽きしたものは風味、色といい、ピュアでこれぞ山椒!の味わい。私は山本勝之助商店の『紀州 香山椒』を冷凍庫に常時ストックしています」(松田さん)
■『うなぎのワイン煮』のレシピ
【1】フライパンを中火にかけてごま油大さじ1/2を軽く熱し、うなぎの身の方を下にして入れてさっと焼く。
【2】赤ワイン1/2カップ、みりん・しょうゆ各大さじ2を容器に合わせる。
【3】うなぎの上下を返して【2】を加え、汁をうなぎに絡めるようにして煮る。
【4】水溶き片栗粉小さじ1を、加減を見ながら傾けたフライパンの煮汁に加えて軽いとろみをつける。山椒の実のしょうゆ漬け(山椒の実をゆでたものなどでも可)大さじ1を加えて火を切る。好みで青みの野菜を添える。
撮影/鍋島徳恭
※女性セブン2017年11月9日号