芸能

テレ東『路線バスの旅』 太川&蛭子コンビ復活はあるか?

蛭子能収のもとにもコンビ復活を望む声は多数届いているという

 復活を望む声にどう答えるか──。年3回ほど放送された人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)は今年1月で太川陽介と蛭子能収のコンビが卒業。田中要次と羽田圭介の2人にかわり、番組名も『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』となった。だが、3月、7月の放送は視聴率7%台と低迷。3回目となった9月23日の放送では9%と数字を上げたが、まだ視聴者に浸透していない。テレビ局関係者が話す。

「テレ東で9%なら上々の出来ですよ。以前は10%超えも珍しくなかった番組だけに、どうしても前任者たちと比較されてしまいますが、太川・蛭子コンビも最後の2年は7回中2回しか2ケタを取れなかった。ある意味、良い引き際だったんです」

 それでも、蛭子自身がラジオ出演の際に明かしているように、「太川と蛭子コンビに復活して欲しい」という声は数多く届いているようだ。

 たしかに、彼らの相性は抜群だった。蛭子は近くに競艇場を見つけるとそれまでバスでの爆睡が嘘のように急に興奮。飲食店に入れば地方の名物には目もくれず、カツカレーを注文。また、「旅館には泊まりたくない」とダダをこねたり、時にはゲストである“マドンナ”と揉めそうになったりする傍若無人ぶりを発揮。その言動を、太川が何とかまとめ、視聴者を惹き付けた。また、ピークを越えたアイドルをマドンナとして迎える絶妙なキャスティングセンスも番組の人気に一役買っていた。

「中島史恵がマドンナだった第1回はバスが走っていなければタクシーに乗ったり、バスの時間をそこまで気にすることなく普通に観光を楽しんだりしていましたが、相本久美子が出演した第2回に、タクシーなどを使わずにゴールを目指すという基本方針が生まれました。実際この回は15.3%とテレ東では考えられない高視聴率が出た。以降、バスがなければひたすら歩くことになった。このガチさが番組の人気を上げました」(同前)

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