櫛渕:私も急きょ千葉3区から出ることになったんですが、千葉の場合、連合は「候補者別に今まで支援していた人だけをやりますよ」ということで、支援は何もありませんでした。
宮崎:選挙期間中、希望の党からもたまにメールは来ていたようですが、指示は「SNSで希望の党をフォローしろ」とか、そういうレベル。担当者の名前もなく『希望の党本部』って書いてあるだけ……(笑い)。小池さんとも希望の党の結党以降、まともに言葉を交わしたことがないんです。私の選挙区の隣の高崎市に来られたときに、「ああ、どうも」って握手して、「元気? 頑張ってますか」「はい」で、10秒ほど。そのやりとりだけでした。
田村:あれは本部ではなくて、ただの事務局です。
宮崎:若狭事務所と細野事務所の人がいたくらいなんでしょ? 希望の党の本部って。
櫛渕:資金面についても、結党したばかりだから、広報費は候補者が自己資金で捻出しました。
多ケ谷:供託金も比例で300万円、小選挙区で300万円、党への広報費として100万円で、計700万円。
櫛渕:みな全部で1000万円以上は自己負担しているはず。私も借金しましたし。