「甘くなくて、キレがある」と焼酎ハイボールは人気の酒だ

「日本酒やビールもいいんだけど、この店で角打ちするなら雰囲気からして焼酎ハイボールがいちばん似合うんじゃないんかな。甘くない、キレがある。飾ってあるポスターたちに敬意を表してあえて飾らない言葉を使うと、これはうまい酒だの一言。すごい誉め言葉だと思うよ」(50代、水道工事)

 ただし、と、常連客の話は続く。

「私らの話を聞くと、店主は何もしていないなんて思うだろうけど、それは誤解だよ。店のこと以上に地元の面倒をみている男でね。一生懸命に学区の小学校や町内の消防団などの活動に協力しているんだ。それ以外に店の配達もあるでしょ。だから留守がちで、惜しいことに閉まってることが多いのよ」

 基本的には、無休で昼前から飲めることにはなっている。

 彼らの誉め言葉に対するご主人のさわやかアンサーはこれだ。「でも先代はもういないし、かみさんは違う仕事をしてるしね。4代目(息子)は就職したんで、結局、酒屋はひとりなんだよ。でも、店に自分がいるときだったら、いつでも角打ちOK。開いていたらラッキーと思ってくださいよ」(山本さん)

「確率が高いのは土日の昼間ですよ。同じ学区の先輩、後輩、同期、ここで知り合って常連になった人間、そんな連中が何かと言っちゃ集まって来て飲んでるからね。遠来のファンは週末の昼間においでよ。みんなで大歓迎しちゃいますよ。つまみがない?近くにコンビニができたし、うまい揚げ物屋もあるから、心配しないでいいよ」(40代、食品関係)。

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