番付2位はインターネット取引大手のテンセント会長の馬化騰氏で、3位も同業者のアリババ会長の馬雲(ジャック・マー)氏。
馬化騰も馬雲氏も習氏と親しいことで知られており、習氏が広東省を視察した際、テンセントの本社を訪れている。また、馬雲氏は習氏が浙江省トップ時代に、同省で起業し、習氏との個人的関係を築いたといわれている。
インターネット上には「中国で有力な指導者との関係がビジネス上の有力な武器になる。許家印や馬雲らも同じで個人的な関係を作れば、その関係を利用しようとして、さまざまな人脈を形成でき、それが経済的な利害関係にも発展する。今回の長者番付トップにのし上がった許はその典型的なケースで、まったく中国の悪しき伝統だ」と書き込みがみられる。