【朝食】
「ご飯、みそ汁、作りおきのおかず、果物とメニューが決まっていて、献立は考えない。おかずは、なめたけや煎りじゃこなど、ご飯に合う数種類の常備菜や週末に大量に焼いた魚、市販の納豆などを『朝ご飯セット』として、トレーにまとめ、冷蔵庫から出すだけにしています」

【昼食】
「子供のお弁当は、多めに作っておいた夕食のおかずを残し、そこから少し味を変えて詰める。例えばしょうが焼きなら、味をつける前にとりわけ、ケチャップなどを加えて炒め直す。副菜は、『朝ご飯セット』の常備菜を流用。お弁当のために新たな1品は、基本的に作りません」

【夕食】
 忙しい金曜日の夕飯は、カレーか焼きそばになることが多いという。「子供たちは毎週カレーでもいいと言っているくらいカレー好き。2週連続でカレーにすることもあります」

 さらに、金曜日はまとめ買いの前日か前々日で、残り野菜を整理するタイミングにしているという。

「そのためのレシピとしてカレーや焼きそばは最適。また、翌日の昼にカツカレーやカレーうどんにと応用もきく」と、尾崎さん。

 続いて、尾崎さん直伝の献立に迷わないための“ルール”を紹介しよう。

 ルールの一つ目は、食べたいものが決まらない時は、曜日ごとに決めている定番メニューの出番とするということ。月曜日=週末に作った肉じゃがなどの煮込み料理、火曜日=丼もの、水曜日=パスタ、木曜日=ピラフや炊き込みご飯、金曜日=冷蔵庫の余り野菜を一気に使えるカレーや焼きそば。麺類とご飯ものを交互にしつつ、食材を使い切れるように意識しているという。また、忙しい日には、洗い物が最小限ですむワンプレートにしている。

「火曜日や木曜日は、手帳に書き留めていたリクエストメニューや、旬の魚を出したりして、ピラフや丼ものはピンチヒッターとなることが多いですね。水曜日と金曜日は忙しいのでほぼ定番メニューに。といっても、パスタなら、カルボナーラやミートソースなど4パターン以上の味つけをローテーションで出せば、毎週同じにはなりませんし、飽きません」

 続いて、ルールの2つ目は、家族のリクエストを大事にすることだという。献立は、基本的に家族のリクエストを優先するという尾崎さん。本誌・女性セブンが行った献立に関する読者アンケートでは「家族に聞いても“何でもいい”と言われてしまう」という失敗談が多かったが、尾崎さんは先述の通り普段から家族の食べたいものにアンテナを張っているため、わざわざ「何が食べたい?」と尋ねることはほとんどない。

「私が献立に悩んで家族に聞く時は、彼らが献立について考えていない時。だから生返事は当然だと思います。何気ない時に言った“これ食べたい”を聞き逃さずにメモしておき、食べたいと思う気持ちがあるうち、つまり近日中に作るようにしています」

※女性セブン2017年12月14日号

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