年末年始の帰省ラッシュにハマって車が全く動かずにイライラ……。そんな時、いやがおうにも目に入ってくるのが周りの車の「ナンバープレート」だ。
2006年10月からは「ご当地ナンバー制」も導入されているが、それに伴い様々な騒動が起きている。
◆横須賀市民は「横浜ナンバー」をつけたがる
2017年9月、神奈川県横須賀市の上地克明市長は「横浜ナンバーには違和感がある」として横須賀ナンバー導入を打ち出した。ところが市内事業者へのアンケート結果は賛成38%、反対47%。
「〈横須賀は横浜よりもブランドイメージが劣る〉という意見もあった」(市政策推進課)といい、導入は見送られた。
◆江東区民は「足立ナンバー」をつけたがらない
臨海地帯にタワーマンションが建ち並ぶ東京都江東区。現在、区民は「足立」ナンバーだが、この9月から、「江東」ナンバー導入を目指して動き出している。
江東区は過去にも「湾岸」ナンバー導入を目指したが、実現しなかった経緯がある。2度目の挑戦からは「脱・足立ナンバー」の意気込みが伝わってくる。