ライフ

雪の日に若い女性に食らいつく「ハイエナ港区おじさん」とは

大雪の日、男性から数々のメールが…

 現役港区女子でコラムニストの吉川リサコ氏のもとに、大雪のさなか、何人かの男性からメールが届いた。吉川氏は彼らを「ハイエナ港区おじさん」と呼ぶ。どういうことか。

 * * *
「東京都心で雪」と聞いてもいつも大して積もらないが、今回はけっこうな大雪である。外は真っ白だ。

 ふと窓から携帯に目を移すと、あまり見慣れない名前からメールが来ている。しかも数人。これは天気が荒れると発生する“ハイエナおじさん現象”である。

「早くお家に帰りなね。あ、うちにくるう?」
「寒いねぇ、二人で温まりたいな(^_-)」

 こんなメールをしてくるのは、決まって中小企業の社長または自営業の男性たちで、けっこう年が上の独身である。飲み会で出会うと金持ちアピールをするが、中身は単なるおじさんだったりする。私は「ははは。寒いですね」くらいしか返信しないのであるが、「冷たいな、リサコちゃんが冷たいから風邪ひいたらどうするの?(^_-)」なんてイタイ返事が来たりする。そんな男は、ブロックして永遠の終わりを告げる。

 台風の日もメールが来る。

「雨すごいよぉ。タクシーもやっと捕まった。リサコちゃんはお家にいる?」
「家でひまだなあ。リサコ何してるの? 六本木で飲んでたりする?」

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
3大会連続の五輪出場
【闘病を乗り越えてパリ五輪出場決定】池江璃花子、強くなるために決断した“母の支え”との別れ
女性セブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン