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平昌五輪で話題の「モルゲッソヨ像」は人間の欲望を表現

モルゲッソヨ像の周辺は世界中の報道陣の待ち合わせ場所になっている(Avalon/時事通信フォト)

 熱戦が続く平昌オリンピック。選手の活躍と同じくらい注目されているのが「株式会社くればぁ」から発売されている高機能マスク『bo-biカロリー』だ。

「大気汚染とウイルス飛沫に対抗するために日本代表のスケート陣が着用しています。2015年3月の世界選手権で上海入りした羽生結弦選手が同社の高性能マスクを着用していたことで話題になり、今回の五輪を契機に一般人からの注文が殺到。オフィシャルサイトでは『発送遅れのお詫び』が掲載されています」(スケート担当記者)

 異なる機能のフィルターを10層重ね、花粉やアレル物質などを低減。また、形状記憶ワイヤーを6本搭載したことにより、隙間ができにくい構造となり、“別の効果”もあるという。監修した間柴医院の間柴正二院長が説明する。

「呼吸に負荷をかけ呼吸筋や腹筋などのインナーマッスルを刺激し、カロリー消費を促すことが期待できます」

 1万7980円(税込)とマスクにしては驚きの価格だが、100回以上洗濯機で洗って再利用できるから、実はお得かも。

 一方、こちらも選手並みに話題を呼んでいるのが、『東京スポーツ』の“スクープ”で注目の的となった謎のオブジェ。

 平昌のメインプレスセンター前に置かれた3体の銅像のことで、素っ裸の男性がヘルメットのようなものを被り直立する。大事なところを丸出しにした銅像は、それ自体が“アレ”に見えなくもない。

 東スポの記者がボランティアスタッフにオブジェについて尋ねたら、「モルゲッソヨ(知らないです)」との返事があったことから、ネットでは「モルゲッソヨ像」と呼ばれることに。

「現地でもなかなか知られていませんが、実は韓国人作家のキム・ジヒョンさんが2009年に制作した『銃弾マン』という作品です。富や名誉など人間の欲望を表現した像とされます」(韓国人ライター)

 モルゲッソヨ像の周辺は世界中の報道陣の待ち合わせ場所になっているという。

※女性セブン2018年3月1日号

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