芸能

エリートの道絶った三代目J岩田剛典 緊張感で奮い立つ

エリートコースを断って芸能界に飛び込んだ岩田

 監禁した女性を火あぶりにし、その様子を撮影する猟奇的な天才カメラマン・木原坂(斎藤工、36才)を、結婚を間近に控えた岩田剛典(29才)演じる新進気鋭のルポライター・耶雲が追い詰めていく。木原坂の次のターゲットは、婚約者の百合子(山本美月、26才)。

 そして耶雲がたどり着いた予想不可能なラストシーン…。

 3月10日公開の映画『去年の冬、きみと別れ』は、“観客がみんなダマされる”と話題の傑作サスペンス。そして、この作品が映画初単独主演で、俳優としての「出世作」になると評判なのが、EXILE、三代目J Soul Brothersメンバーの岩田だ。

「パフォーマーとしてデビューしましたが、映画やドラマへの出演経験を積み重ね、今や役者としての評価も高い。カンヌ、ベルリン、ヴェネチアの世界三大映画祭の女優賞を受賞した名女優ジュリエット・ビノシュは、6月公開映画『Vision』で岩田と共演した際、“彼が英語を習得したら、世界が放っておかない”と手放しでほめていました」(映画関係者)

 実力だけではなく、“今いちばん客を呼べる若手俳優”といわれるほど人気もピカイチ。先日行われた日本アカデミー賞の公式ツイッターの「いいね!」の数では、新人賞の竹内涼真(24才)の記念動画は3700件、最優秀主演男優賞の菅田将暉(25才)は6800件、プレゼンターの岩田の記念写真はなんと1万件を超えた。

 ダンスで鍛えた肉体美も女子たちから悲鳴が上がるレベル。最新号の『an・an』(3月14日号)の表紙はシャワーを浴びながらこっちを見つめる上半身裸の岩ちゃん。タイトルは「官能の瞬間」。発売前から予約が殺到しているという。

「演技やダンスが上手なイケメンはたくさんいますが、岩田が特別なのは、“覚悟が違う”ということでしょう。デビューした頃から、“ぼくはスーパースターになります。そのための努力は惜しみません”と周囲に宣言していたほどですから」(芸能関係者)

 岩田は愛知県で300人以上の従業員を抱える高級革靴メーカー社長の次男。中学受験で超難関の慶應義塾中等部に合格し、慶應大学法学部に進む。誰もが羨むエリートコースだった。

「運命を変えたのが、大企業の就職内定を得た後の大学4年夏、後の三代目メンバーの小林直己と出会ったこと。彼の勧めで三代目のオーディションを受けた。直己は“岩ちゃんの人生を変えたから”と両親に謝りにいったらしいです」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン