「親の葬儀、法要の時だけなど、10年に1回くらいしかお寺と接点を持たない檀家も珍しくありませんが、もう少し密な交流を持つべきです。
正月でもお盆でも年1回はお寺と連絡を取り合う。そうすれば、住職の健康状態などもある程度把握できるはずです。いざ葬儀や法要を迎える段になって住職に実務能力がないと判明しても遅い。自ら情報収集に動くことも必要です」
寺と交流を維持すれば、住職に関する不安な話を聞いても「副住職など別の方を派遣してもらえないか?」と相談できる。
しめやかに見送る葬儀で後悔したくはない。
※週刊ポスト2018年4月27日号