県政府では警察の対応が遅かったことも、多数の死傷者を出す原因になったとみて、警察署長ら幹部から事情を聞いているという。
中国では近年、若い男による小中学生を狙った事件が多発している。2016年には同じ陝西省で、若い男が小学校の外で7人の小学生と2人の通行人にナイフで斬りつけて、負傷させる事件が起こっている。また、同年2月にも南省海口市の小学校内で刃物を持った男が児童らを襲い、児童10人が死傷。
2017年6月には江蘇省徐州市の幼稚園で、22歳の男が手製の爆弾を園内に投げつけて爆発させ、8人が死亡し65人が負傷する事件が起きている。犯人の男は現場で自殺したという。