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2018.06.12 16:00 週刊ポスト
肉は「健康に悪い」のか「適度に摂るべき」なのか
一方、『医者が教える最強の食事術』(白澤卓二・監修)では、日本人のたんぱく質摂取量は高齢になるほど減る傾向があり、積極的に牛肉をはじめとする肉類を摂取することが効果的としている。同書の監修者で、日本のアンチエイジングの第一人者であるお茶の水健康長寿クリニック院長の白澤卓二医師がいう。
「たんぱく質を効果的に摂るには魚より肉がベターです。食べ過ぎは禁物ですが、適度な脂質も必要なので、たまには豚バラ、牛カルビなども食べていい」
両者の違いは、病気の発生リスクに着目するか、効果的な栄養摂取を目指すかで生まれているようだ。
『医師が教える食事術 最強の教科書』(牧田善二・著)では、前出の津川医師による食事本と同様にWHOの研究結果から、加工肉の摂取はできるだけ避けるべきだとしている一方、〈長寿者に肉好きが多いのも事実〉と、良質のたんぱく質や鉄分を多く含む肉類のメリットに言及。大腸がんのリスクにも触れた上で〈70グラム程度の赤身の肉を、2日に1度の割合で食べることをおすすめします〉としている。
※週刊ポスト2018年6月22日号
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