国際情報

中国でスマホ優遇策、専用歩行路やカニの殻むくバイトも

カニの殻剥きが新たなビジネスに

 スマホを見ながら歩いている人とぶつかりそうになり、ひやっとした経験は誰でもあるだろう。だが、ケガをすることもあるだけに、このようなトラブルを避けようと、中国陝西省西安市のIT関連企業が集中する地区では「スマホ専用歩行者道路」が増設された。

 一方、上海の上海ガニのレストランでは客がスマホに専念できるようにと、客の代わりにカニの殻をむく専用の学生アルバイトのウェイトレスを常時雇いサービスの向上を図っている。

 いずれもスマホ中毒者をとり込もうとしたアイデアだが、ネット上では「素晴らしいアイデア」との賛成意見もある一方で、「スマホ依存を助長するだけだ」との反対意見もあり、賛否両論入り乱れている。

「スマホ専用歩行者道路」はIT関連の中小企業を誘致しているIT産業専門産業団地の一角に建設された。専用道路は団地一帯をぐるりと一周しており、長さは1kmほどで、幅は1mと狭いが、対向者がぶつからないように、一方通行で、スマホを使わない通常の歩行者は立ち入り禁止となっている。

 また、自動車が横切らないように、通常の道路とは交差しないように工夫されている。

 スマホ専用歩道を考えた同団地の責任者は「IT関連企業の従業員が多く、スマホは必需品。散歩したり、食事に行くときなど歩いているときもスマホを使わなければならない人が多いだけに、評判は上々だ」と語っている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

高橋一生と飯豊まりえ
《17歳差ゴールイン》高橋一生、飯豊まりえが結婚 「結婚願望ない」説を乗り越えた“特別な関係”
NEWSポストセブン
西城秀樹さんの長男・木本慎之介がデビュー
《西城秀樹さん七回忌》長男・木本慎之介が歌手デビューに向けて本格始動 朝倉未来の芸能事務所に所属、公式YouTubeもスタート
女性セブン
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
女性セブン
有村架純と川口春奈
有村架純、目黒蓮主演の次期月9のヒロインに内定 『silent』で目黒の恋人役を好演した川口春奈と「同世代のライバル」対決か
女性セブン
芝田山親方
芝田山親方の“左遷”で「スイーツ親方の店」も閉店 国技館の売店を見れば「その時の相撲協会の権力構造がわかる」の声
NEWSポストセブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
離婚のNHK林田理沙アナ(34) バッサリショートの“断髪”で見せた「再出発」への決意
NEWSポストセブン
フジ生田竜聖アナ(HPより)、元妻・秋元優里元アナ
《再婚のフジ生田竜聖アナ》前妻・秋元優里元アナとの「現在の関係」 竹林報道の同局社員とニアミスの緊迫
NEWSポストセブン
小泉氏は石破氏に決起を促した
《恐れられる“純ちゃん”の政局勘》小泉純一郎氏、山崎拓氏ら自民重鎮OBの会合に石破茂氏が呼ばれた本当の理由
週刊ポスト
撮影現場で木村拓哉が声を上げた
木村拓哉、ドラマ撮影現場での緊迫事態 行ったり来たりしてスマホで撮影する若者集団に「どうかやめてほしい」と厳しく注意
女性セブン
大谷翔平(左/時事通信フォト)が伊藤園の「お〜いお茶」とグローバル契約を締結したと発表(右/伊藤園の公式サイトより)
《大谷翔平がスポンサー契約》「お〜いお茶」の段ボールが水原一平容疑者の自宅前にあった理由「水原は“大谷ブランド”を日常的に利用していた」
NEWSポストセブン
氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン