一方、上海にある上海ガニのレストランの殻むき専用ウェイトレスは2人でいずれも美人。ユーチューブで、そのアルバイト内容が紹介されると、美人だけにアクセス数はうなぎのぼり。
それを見たスマホ中毒の男性が店に殺到。ウェイトレスのアルバイト料としては代金の15%のサービス料が支給されるが、稼ぎは1日に1000元(約1万7000円)は下らないという。
このレストランのオーナーは殻むきアルバイトを雇った理由について、「カニの殻をむくと手が汚れるし、スマホ利用者にとって煩わしいだろうし、スマホを楽しみながら、美味しい料理を食べてほしいと思ったのだ」と述べている。
上海ガニの出回る時期は4月から10月で、中国農業省の統計では売り上げ約147億元(約2500億円)にも達する一大ビジネスでもあり、まだまだアルバイトの需要は増加しそうだ。