「現場にとっては、今年1月に星野仙一・前球団副会長が亡くなったのが大きかったのでしょう。星野氏は2015年9月の副会長就任以降、三木谷氏からチーム編成を一任され、フロントと現場の“調整役”を果たした。梨田氏を“NHK解説者人脈”で監督に引っ張ったのも星野氏でした」(同前)
代わって監督代行に抜擢されたのは、38歳と若く、指導者経験も浅い平石洋介・ヘッドコーチだ。球団関係者が明かす。
「本来なら昨年まで一軍チーフコーチを務めた池山隆寛・二軍監督を据えるのが筋ですが、2004年の入団以来、楽天一筋の“イエスマン”である平石氏を監督代行に据えたとされます。来季もフロントと歩調を揃えられる平石氏が正式に監督に昇格する可能性もあると言われている」
ファンが望んでいるのは、今季の屈辱を巻き返す大胆な組閣では?
※週刊ポスト2018年7月6日号