【消臭スプレー】
“臭い”も大敵となる。
「入浴や衣類の洗濯はできますが、布団は洗えないし、干すのも難しい。汗のすえた臭いが気になりだして、眠れなくなってしまった。そんな時、近くにいた避難者の方が貸してくれたのが消臭剤。シュッとかけるだけで、だいぶ寝つきがよくなりましたね」(東日本大震災で被災した40代男性)
【生理用品】
女性が使う「生理用品」を男性でも重宝する場面があるという。
「パンツを頻繁に替えることができなかったので、妻におりもの用パッドを借りてパンツに貼ってこまめに取り替えていました。それで汚れや臭いなどは結構緩和されたと思う」(西日本豪雨で被災した40代男性)
【ベビーパウダー】
東日本大震災時に避難所でボランティア活動を行なった看護師は、ベビーパウダーを持ち出し品に加えておくことをすすめる。
「足やわきの下に使えば汗や不快感が抑えられますし、お年寄りの床ずれ防止に役立ったことをよく覚えています」
※週刊ポスト2018年8月17・24日号