スポーツ

「血統」の入門に最適な2歳新馬戦「メイクデビュー」

競馬は血統で楽しむべし

 競馬の魅力の一つに「血統」があるのは間違いないし、これから競馬をやる人は、老若男女を問わずぜひ血統に興味を持ってほしいと思う。だからといって、三代始祖がなんだとか、リボー系の特徴がどうだとか、ノーザンダンサーのクロスがどうとかまで覚えていく必要はない。

 まずは、その馬の父がどういう馬だったかを知っておくだけでいい(できれば母の父も)。そして2歳新馬戦がスタートしたばかりのこの時期は、新たな「父」、つまり新種牡馬が毎週のようにデビューしてきている。少し前にレースで活躍していた馬の子がデビューしてくるのだ。

 この時期ならば、だいたい午後最初の5レース、6レースあたりに組まれている。競馬は1日12レースもあるので、後半だけやるという人も多いが、やはり新馬戦に間に合うように行きたいものだ。

 それまでのレースに比べてパドック周りが馬主・関係者で賑わっている。わが子が初めての運動会に出るような気持ち。誰もが「来春のクラシック戦線」に参戦することを夢見ている。ファンにしても歴史的名馬になるかもしれない馬の、最初のレースの目撃者となれるわけだ。

 だが新馬戦が興味深いのは、なにより来年のクラシック戦線を担う種牡馬がどういう傾向にあるのかを知らしめてくれるからだ。相変わらず、ディープインパクト(種付け料4000万円)やキングカメハメハ(同1200万円)の産駒が強いのか、それともそろそろ世代交代があるのか……。

関連記事

トピックス

森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
日本人パートナーがフランスの有名雑誌『Le Point』で悲痛な告白(写真/アフロ)
【300億円の財産はどうなるのか】アラン・ドロンのお家騒動「子供たちが日本人パートナーを告発」「子供たちは“仲間割れ”」のカオス状態 仏国民は高い関心
女性セブン
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト