ライフ
2018.08.25 07:00 週刊ポスト
仰向け、うつぶせ、横向き 健康によいのはどの眠り方か

疲れが取れる「理想の眠り方」
歩くことや座ることに比べても圧倒的に費やす時間が多い「睡眠」。人は人生のおよそ3分の1を眠って過ごしているため、「眠り方」が健康に与える影響は大きい。
「寝るときの姿勢」は人それぞれ好みはあるだろうが、健康のためには意識的に「横向き」で寝たほうがよいとの調査結果がある。
2015年に米ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の研究チームが「仰向け」「うつぶせ」「横向き」の3通りの寝方と認知症の原因物質とされるたんぱく質・アミロイドβの排出量の関係を調べたところ、「横向き」が最も脳内のアミロイドβを効果的に排出した。この結果から、「横向きで寝ることが認知症予防に繋がる可能性がある」と期待されている。快眠セラピストの三橋美穂氏が指摘する。
「横向きに寝ると気道が確保されていびきが少なくなり、質の高い睡眠をとることができます。横向きで寝ると、下になっている側の半身が圧迫されて寝苦しさを覚える人もいますが、抱き枕を使うと体や腕の重みを分散でき、ぐっすりと眠ることができます」
仰向けだと、喉の気道が狭くなることで睡眠時無呼吸症候群や誤嚥性肺炎を起こすリスクが高い。睡眠学の権威で、中部大学生命健康科学研究所特任教授の宮崎総一郎医師が解説する。
関連記事
トピックス

世界各国で「祝日変更」の動き コロナ感染拡大を封じ込めることはできるのか
NEWSポストセブン

小室圭氏の説明文書 「録音で主張を正当化するのは逆効果」との指摘
週刊ポスト

フジ女子アナのステマ疑惑を否定せざるを得ないテレビ局側の事情
NEWSポストセブン

小室圭さん 覆せぬ「祝福されない空気」、待ち受ける窮屈な結婚生活
NEWSポストセブン

どうしても飲みたい人々 路上だけでなく電車、喫煙所、オフィスにも増殖
NEWSポストセブン

「隠し録りしていたかも…」宮内庁が抱く小室圭さんへの深刻な懸念
週刊ポスト

「大阪ぎらい」「吉村ぎらい」加速 軋轢生む維新の無用なケンカ体質
週刊ポスト

「目と鼻のない娘」が18才になり、母が感じたエンタメの可能性
NEWSポストセブン