先に発売した『UW-A1』のホーンのサイズは幅12mmの幅広型。この形状をキープしたまま本体をさらに小型化しようと考えた。そのためには電池を小さくする必要があったが、電池を小さくするとホーンに充分なパワーが伝わらず、洗浄効果が落ちる。
そのため、新型タイプはホーンの形状を見直し、直径5mmの丸型を採用した。丸型は幅広型よりもピンポイントの汚れが狙いやすいこともあり、外出先での使用性も上がった。
また、電池は『UW-A1』で採用していた単4電池サイズのニッケル水素電池4本から、新型タイプでは板状電池を採用。丸型ホーンと板状電池の採用で、小型化かつ軽量化に成功した。
こうして今年6月に『超音波ウォッシャー UW-S2』を発売。携帯に便利なスリムタイプとなり、重さは電動歯ブラシ並み。外出先で服が汚れても、その場ですぐに汚れを洗い落とせる製品として、あらためて注目を集めた。
ワイシャツなどに付着した皮脂汚れのほか、布製のかばんやスニーカー、ぬいぐるみ、ダウンジャケットなど、丸洗いしにくいものにも使える。一度使えば、それがない生活は考えられなくなるだろう。
※女性セブン2018年9月20日号