最後は、「認知の変容」だという。

「これは、ものごとの受け取り方をコントロールすることです。たとえば、十円玉を落としてなくしてしまったとします。“損をした”と受け止めるとストレスになりますが、“いいお賽銭になった”と受け止めればストレスにはなりません。受け取り方を自分でコントロールして、プラスに受け止める練習を積むことで、ストレスはだいぶ軽くなり、人間関係もうまくいきます」

 自分の行動を確認すれば、生きづらさはなくなるはず。

【発達障害新チェックリスト】
□周囲からKY、天然と言われても理由がわからない
□他人は気にしないような小さな物音に敏感
□丁寧に話していても「失礼だ」と怒られる
□周囲が気にならないほど、何かに没頭することがよくある
□同時に2つ以上のことを頼まれると、対応が難しく悩む
□テレビや映画などの登場人物の意図を理解できないことがある
□自分が話しているときには、他人に口を挟ませないことがある
□日付や時刻表など、あまり意味のない数字にこだわる
□会話の進め方がわからなくなってしまうことがある
□よく偏食家だといわれる
□フィクションよりノンフィクション作品が好き
□仕事や旅行に行くとき、いつも極端に荷物が多い
□「同じ話を何度も繰り返す」とよく言われる
□独り言が多い
□新しい環境にいるとき、極度に不安を感じる
□些細なこと(貸していた本のページが折れているなど)でよくもめる
□人に触られるのがとても苦手である
□物を規則的に並べないと気がすまない
□においに敏感で、イヤなにおいがしたらその場にいられない

3個以上…発達障害(アスペルガー症候群)の疑いがある
5個以上…発達障害(アスペルガー症候群)の可能性がある
10個以上…発達障害(アスペルガー症候群)の特性が見られる

*西脇さんの著書『アスペルガー症候群との上手なつきあい方入門』(宝島社刊)を参照し、女性セブンが作成。

※女性セブン2018年9月20日号

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