確かに、新型車の記事を求めていくと肩すかしを食ってしまいますが、世界初披露ではなくても、パリ初披露というクルマは数多く目にすることができました。また、主催者展示で数多くのクラシックカーが展示してあり、それだけでも十分に楽しめるほどのものでした。
さらに、オートバイや最新技術展などもあわせて開催することで、最新の量産モデルから、次世代技術、オートバイまでを一度に楽しめます。一人のクルマ好きの来場者であれば、満足度は高いはず。
“世界へ向けて発信!”と無理をしなくても、現地の人を喜ばせる。これからのモーターショーは、そうしたローカルショーの基本に立ち返るものになるのではないでしょうか。