小李もまさに就寝中に噛まれたが、幸いにも噛まれた傷が深くなかったのが幸いしたのか、地元の病院に運ばれてもまだ生きながらえていた。ところがこの病院には毒を消す血清がなく、小李は杭州市内の大きな病院である「杭州中国伝統病院」に緊急転送された。
そこで、小李は医師に「お金はたくさん持っているので、何とか命を助けてほしい」などと懇願した。医師は必死に治療を行い、何とか回復したという。
アマガサヘビは猛毒性ため、中国内では飼うのには政府の許可が必要で、売買は禁止されており、小李は違法にこのヘビを手に入れたことになり、警察では事情を聞いて、近くヘビを売ったネットショッピング業者などから話を聞き、入手先を捜査するという。小李も何らかの罪に問われる可能性は残っていると同紙は報じている。
家族の話によると、小李は株式投資などで多額の資金を失っており、1カ月間ほど酒浸りで、理性を失っていたのではないかという。