そして、『刀剣乱舞』人気とともに、実際の刀剣の注目度も高まっている。
現在、京都国立博物館では史上最大の刀剣展との呼び声も高い『京のかたな展』が開催中だ。平安時代以降に製作された刀剣183件が一堂に集まる大迫力の展覧会で、この規模は京都国立博物館120年の歴史上初の試みとなる。
初日から大行列の人気ぶりで、1か月経った10月25日には10万人来場の記念セレモニーも行われた。
『京のかたな展』目玉の1つが『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士たちのモチーフである刀剣だ。「三日月宗近」など展示中の刀剣に加え、10月30日からは「石切丸」「鯰尾藤四郎」など新たに4件が展示される。
「今回のかたな展は、普段あまりお見掛けしない客層のかたにも足を運んでいただいております。『刀剣乱舞』ファンのかたは滞在時間が長く、5時間くらいいらっしゃるかたもいます。前期と後期で展示される刀剣も違いますのでリピーターのかたも多くいらっしゃるようです」(主催者)
『刀剣乱舞』とコラボした音声ガイドも人気だという。織田信長、坂本龍馬など歴史上の偉人にゆかりのある刀剣が一堂に並ぶ『京のかたな展』は11月25日まで。
『特別展 京のかたな 匠のわざと雅のこころ』
2018年11月25日(日)まで開催中/開館時間 午前9時30分~午後6時(金・土は午後8時まで)/月曜休館
※女性セブン2018年11月29日・12月6日号