「代役選びに主催者側は奔走。浅野さんに頼むことになった。『細雪』は大阪が舞台なので、関西弁を話せる女優が望ましく、兵庫出身で黒木さんと同い年の浅野さんは適役。しかも明治座の舞台にはこれまで何度も出演していて縁が深く、声がかけやすかったようです。でも、黒木さんと浅野さんでは身長や雰囲気も違うので、黒木さん用の着物は使用できない。そこで11月24日に急きょ、改めて衣装合わせを行ったそうです」(前出・舞台関係者)
黒木はというと、自分の代役が浅野になったと聞き、複雑な表情を浮かべたという。
「2人は1996年にドラマ『義務と演技』(TBS系)で共演。『夫婦間のセックス』がテーマのドラマは話題となり高視聴率を記録しましたが、主演の浅野さんが演出に難色を示し、現場の雰囲気はあまりよくなかったそう。黒木さんとしては“やりづらい”中で距離をとっていた部分もあったそうで、そんな彼女との“因縁”を思い出したのかもしれません」(芸能関係者)
細雪ではなく“暴風雪”を吹かせたようだ。
※女性セブン2018年12月13日号