黒木瞳一覧

【黒木瞳】に関するニュースを集めたページです。

河野恵子さんに2022年のあくる日、カレについて聞いた
河野景子、再婚に暗雲 交際相手ジャッキー・ウー氏が抱えるビジネス上のトラブル
 雨が降り、季節外れの寒さとなった5月中旬の朝。フリーアナウンサーの河野景子さん(57才)の姿は、東京・青山にあった。黒いカーディガンに黒いスカート、手には黒いコートと、シックな装いにピンクの傘を合わせた彼女は、明るい表情で本誌・女性セブンの取材に応じた。──もう再婚はした?「あっ、してないです」──相手の男性とは一緒に住んでいる?「いいえ、住んでいません。まあ、いい歳の人たちのことなのでね……」──(再婚の)予定は?「それもまだわからないことです……」 23年間連れ添った元横綱の貴乃花光司(49才)と2018年10月に電撃離婚した景子さん。彼女の離婚後、初ロマンスが『週刊文春』に報じられたのは、2020年12月のことだ。記事に書かれていたのは、日中から手をつなぎ仲睦まじく出かける様子や、テニスデートを楽しんだり、ワインバーで口づけをしたりと、人目を憚ることなく急接近するふたりの姿だった。 お相手はジャッキー・ウーこと大平義之氏(年齢非公開)。横浜中華街で料理店を営む中国系二世の父と日本人の母を持つ彼は、痩身エステティックサロン「フェミニンアネックス」のオーナー社長で、映画製作も手がけている。「まだ景子さんが貴乃花部屋のおかみさんだったときに、知人の紹介で彼のエステサロンに通い始めたのが出会いでした。交際に発展したのは、離婚後の2019年6月頃から。ジャッキーさんにも離婚歴があり、ふたりはバツイチ同士です」(景子さんの知人) 2021年8月には、ジャッキーが『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、景子さんとの関係をこう明言した。「結婚はします、当然。(中略)教会とかは決まってないですけど、一緒にお墓に入ることは決まっています。式というよりも籍という」 夫や家族のサポートに徹して23年、新しいライフステージに進むために景子さんがまず変えたのは、環境だった。2019年6月には、貴乃花が2003年に東京・品川区内の高級住宅地に建て、長年家族で住んだ思い出の豪邸から、都内のマンションへ引っ越した。「このマンションはひとり暮らしをするための部屋で、ジャッキーさんとは一緒に住んでいなかったと聞いています」(前出・景子さんの知人) 実は最近になって、景子さんの姿が別の超高級マンションで見られるようになった。景子さんの周囲の人たちは「ようやくジャッキーさんと一緒に暮らし始めたのか」と口々に話していたが、どうもそうではないという。「いま、景子さんは次女と2人で暮らしています。当初は、昨年春、次女の大学進学のタイミングで結婚するという話でした。どういう訳かそれが延期になり、さらに今年の春、次女の成人を待って籍を入れるという話でしたが、それも流れています。いまや景子さんを前にして“再婚”の二文字を出すのはタブー。白紙に戻ったのだと思いますよ」(前出・景子さんの知人)貴乃花との金銭トラブル報道 交際発覚当初は再婚への意欲を見せていた景子さんとジャッキー。進展がないのは、いったいなぜなのか。理由として考えられるのが、昨年8月に浮上した貴乃花との「金銭トラブル」だ。「景子さんが貴乃花親方から突然“婚姻中に使ったお金を返してほしい”と要求されたと一部週刊誌で報じられたのです」(芸能関係者) たしかに、貴乃花の懐事情は厳しいように見える。最近のメディア露出といえば、不定期のバラエティー番組の出演ぐらいだ。「2019年5月には、若者たちの心身の成長のためにと、一般社団法人『貴乃花道場』を設立しましたが、コロナ禍で門下生が集まらず苦戦しています。講演会の依頼もコロナで軒並み減少気味で、収入が減っているのは事実でしょう」(貴乃花の知人) 一方で、この貴乃花の知人は「景子さんに金を無心するほど困っているとは思えない」と指摘する。「金銭要求の件は、かつて貴乃花部屋にいた元力士がYouTubeで、“景子さんがちゃんこ代をケチっていた”などと話したことがあるんです。それを伝え聞いた貴乃花親方が“金はずいぶん渡していたけど、ほかで(部屋の活動費以外で)使っていたのなら返してほしい”と周囲に漏らしたことはあって……。そういう話に尾ひれがついて広がったんじゃないかな」 では、景子さんが再婚に踏み切れない本当の理由は何なのか。囁かれているのが、ジャッキーへの不信感だという。たとえば彼が会社の登記簿に記載している現住所は、都内の一等地にあるものの、築年数の古いワンルームのアパートで、家賃は6、7万円程度。エステサロンのオーナーが住んでいるとは到底思えないような外観である。 さらにジャッキーはビジネス上のトラブルも抱えていると報じられてきた。昨年8月、ジャッキーは黒木瞳(61才)主演の映画を製作した。「同じタイミングで、彼の会社が超音波美顔器の宣伝に黒木さんの名前を無断使用したとして、黒木さんの事務所が抗議したことがありました。過去の映画製作では、ギャラの未払い問題も起きたそうです」(映画関係者) さらに本業の痩身エステをめぐっては、こんなトラブルが報じられたこともある。「昨年2月、彼が経営するエステサロンで、施術を受けた女性のバストの外側がやけどのようになってアザが残るなどの問題が発生。女性が治療費や施術料の残金を求め、国民生活センターの紛争解決委員会に仲介依頼したというものでした」(エステ業界関係者) こうしたトラブルは景子さんにとっては予期せぬものだったに違いない。「結婚生活のなかでたくさんの苦労やがまんをしてきた彼女は次の結婚では“絶対に苦労したくない”という思いを強く持っていました。公私共に信頼できるパートナーだと思ったジャッキーさんが、実は“ワケあり”だったとは……景子さん本人がいちばん驚いていると思いますよ」(前出・芸能関係者) 冒頭の取材で景子さんは、貴乃花との金銭トラブルやジャッキーのビジネス上のトラブルについても、明るい表情でこう語った。「(貴乃花との)金銭トラブル? そんなものないです(笑い)。離婚するときに何も決めずに離婚してしまったので、いろんなことを決めなくてはいけない段取りはありましたけど」──ジャッキー氏のサロンでの揉め事は把握していた?「私が知り合ってからはトラブルがあったと聞いたことがありません」──景子さんと知り合う前に何かあった?「いや、事情はわからないです……」 だが、子供たちが再婚についてどう思っているかを聞くと、そのときだけ、彼女の口は一瞬重くなった。「子供たちとは再婚の話はしていませんね……」 景子さんは離婚後に出版した自著『こころの真実 23年のすべて』(世界文化社)で《あとどれくらいの人生があるか分かりませんが、自分らしく生きていきたい》と綴っていた。いまの彼女はその希望を叶えられているのだろうか。※女性セブン2022年6月2日号
2022.05.19 11:00
女性セブン
伊勢谷友介がスケボーに乗っていた
伊勢谷友介のスケボー姿撮 深夜の住宅街でフラフラしながらゴロゴロゴロ
 ゴロゴロゴロゴロ……。深夜の高級住宅街に、似つかわしくないスケートボードが唸る音が鳴り響く。ボードに乗ったまま段差を乗り越えるなど、上級者を思わせる男性は180cmほどの長身でニット帽にマスク姿。スタイル抜群で全身からオーラがあふれている。しかし、しばらく見ていると、フラフラとバランスを崩し、危うく通行人にぶつかりそうになる場面も。この男性は伊勢谷友介(45才)。彼がスケボーで訪れたのは都内のバーだった。「オリジナルのクラフトビールが飲めるバーで、音楽やアートのイベントも頻繁に行われています。“しばらくスノボ旅行に出かけていた”と話していた伊勢谷さんは真っ黒に日焼けしていて、その日はストリート系ファッションの男性6人と合流し、終始ご機嫌な様子でした」(居合わせた客) 2020年9月に大麻取締法違反で逮捕された伊勢谷。押収された大麻の量から常習性が指摘され、下された判決は「懲役1年・執行猶予3年」。当然のことながら、CM契約はゼロとなり、いまだに映画やドラマなどへの復帰は見えていない。それでも彼の再起を望む声は多い。「知的さをただよわせる低い声質で英語もネイティブレベル。細身の体形と深みのある演技が相まって、悪役を違和感なく演じることのできる数少ない俳優です」(映画会社関係者) 共演者でも彼の魅力に取りつかれた者は多い。映画『いのちの停車場』で共演した吉永小百合(76才)は逮捕後に「乗り越えて撮影現場に帰ってきてほしい」とコメント。逮捕直後に上映された伊勢谷の出演映画『十二単衣を着た悪魔』で監督を務めた黒木瞳(61才)は、直筆の謝罪文を受け取り、心を打たれたという。 伊勢谷と言えば、芸能界一のモテ男とも。過去には広末涼子(41才)、長澤まさみ(34才)らとの恋愛が報じられており、モデルの森星(29才)とは4年以上交際し、一時は半同棲状態だったが2019年秋に破局している。「判決を受けてから、恋愛もせずひとり黙々と反省の日々を過ごしていた。自宅では、関係者に何度も書き直しながら手紙を書いたり、粘土で動物を作るなどしていたようです」(伊勢谷の知人) 2021年の秋からはファンクラブを始動させ、生配信を行って、趣味を公開しているが、戻りたいのはやはり俳優業のようだ。『週刊文春CINEMA!』(2021年4月)では「もし許されるなら、俳優として活動したい」と語っている。「2019年3月に麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧さん(54才)はNetflixのドラマ『全裸監督』で復帰しました。見る人が番組や作品を選べる配信サービスは、民放テレビ局と比べて、復帰しやすいといえるでしょう」(芸能関係者) 演技で罪滅ぼしとなるか。※女性セブン2022年1月6・13日号
2021.12.21 07:00
女性セブン
黒木瞳
黒木瞳61才に見えない美魔女ルッキング「愛娘とは良好な関係」も築く
 これぞ貫禄。12月3日に都内で「第12回国民的美魔女コンテスト」決勝大会が行われ、女優の黒木瞳(61才)が、特別審査員を務めた。 グランプリに輝いた54才の美容サロン経営者の谷口のぶえさんに、トロフィーを渡すために登壇して並び立つ。純白のドレスに輝きがまぶしいティアラもつけた優勝者とは対照的な、控えめな黒のドレス姿にもかかわらず、負けず劣らずの美貌と若さ。「私も10才ぐらい若かったら、このコンテストに出たかった」と冗談っぽく話したが、まだまだ健在なことを、満天下に証明した。 主催の女性ファッション誌「美ST」の最新1月号では、表紙を飾り「圧倒的美の秘密は『女を捨てない意識』」と題して、日々の美容法についても語っている。その中では、今年で23才の一人娘と美容トークをしていることも明かした。 働く黒木を気遣う娘から、サプリメントや葛根湯を手渡されたりしていると、これまで明かされることのなかった母娘交流を明言。「友だち親子という関係は好きじゃなくて、お互いに甘えることはあっても、私は母親という距離感は保っています」と、こだわりまで語っている。 ある芸能リポーターは「黒木さんの娘さんの子供時代の家庭教師は、情報番組でコメンテーターをしている元財務官僚で弁護士の山口真由さん(38才)。今年の夏には、ラジオ番組で共演されて、当時のエピソードを語り合っていて、おもしろい縁だと話題になりました」と話す。 そんな最愛の娘と、今年が真珠婚(結婚30周年)の会社員男性の夫と、3人で仲睦まじい家庭を保ち続けている。その上で、いまだにドラマや映画にも出演し続けて、2016年からは、すでに3本もの映画でメガホンも握っている。「還暦を越えても、公私ともに順調そのもので活力満載。そのライフスタイルは、同年代だけでなく、広い女性層に指示される存在になっています。まさに、正真正銘の美魔女です」(前出・芸能リポーター) 奇跡の61才は、来年以降もまだまだ第一線で活躍し続ける。
2021.12.12 07:00
NEWSポストセブン
DAIGOとジョン・レノンなど 有名人「驚きの親戚関係」あれこれ
DAIGOとジョン・レノンなど 有名人「驚きの親戚関係」あれこれ
 ドラマで夫婦役を演じる女優と俳優。バラエティー番組でひな壇に座るタレント同士が、実は“遠い親戚さん”かもしれない──2月末に放送されたバラエティー番組『はじめまして!一番遠い親戚さん』(日本テレビ系)で衝撃の事実が明らかになった。 この番組はゲストの親戚について調べ上げ、その中から本人も知らない著名な人を見つけ出すというもの。「伯父の妹の夫のいとこ」「祖父の姉の孫のいとこ」など、必ずしも血縁関係があるわけではないが、放送ではゲストの親戚として、著名な芸能人やスポーツ選手が見つかった。『R-1グランプリ2021』での優勝が記憶に新しいお笑い芸人のゆりやんレトリィバァ(30才)も芸能界で活躍する“遠い親戚さん”が発覚した1人。彼女の親戚だったのは、ジャーナリストの田原総一朗(86才・16親等)、芸人のオール阪神(64才・10親等)。番組内で彼女を知っているかと尋ねられた田原は「実は知らなかった」としつつも、「ぜひお目にかかりたいし、彼女のネタも見に行きたいと思ってます」と回答。 ほかにも、芸能界には意外な親戚同士が潜んでいるようだ。あの有名歌手から歴史上の人物まで、驚きの家系図をのぞいてみよう。【DAIGO】 華麗すぎる親戚関係が判明したのはDAIGO(42才)だ。御存知の通り、妻は北川景子(34才)だが、それ以外にも有名人がずらり。・故・筑紫哲也(10親等)・黒木瞳(25親等)・加山雄三(19親等)・三島由紀夫(9親等)・滝廉太郎(12親等)・ジョン・レノン(24親等)・オノ・ヨーコ(24親等) 名だたる著名人と親戚なだけでも驚きだが、黒木瞳の夫方の親戚に松任谷正隆がおり、松任谷由実とも“ファミリー”となる。また、DAIGOの親戚関係をたどると明治維新に尽力した公家の岩倉具視にたどり着く。加山雄三は岩倉の玄孫にあたるため、こちらもDAIGOと親戚。そこからさらに21親等たどると、千葉雄大にも結びつく。【峰竜太⇔上沼恵美子(遠い親戚)】 上沼の義母が峰の実家である下嶋家の出身。自身のニュース番組で上沼が唐突に告白した。【舘ひろし⇔河野太郎(遠い親戚)】 2018年に漫画『ゴルゴ13』のキャラクターを起用した、外務省制作の動画に舘が出演。河野も出演し親戚共演を果たしている。舘がアニメでゴルゴ13を演じた経験があるため、キャスティングされたというが……縁故採用?【加藤登紀子⇔ダイアン津田篤宏(遠い親戚)】 ダイアンのラジオ番組に加藤がゲスト出演した。加藤はお礼として、津田と津田の母をコンサートに招待。津田の母は楽屋に家系図を持参したが、加藤は挨拶で忙しく見てもらえなかったとか。【小沢健二⇔小澤征爾(3親等 叔父と甥)】 ミュージシャン・小沢健二の叔父は、世界的指揮者の小澤征爾で、俳優の小澤征悦はいとこ。幼少期には新年会などで顔を合わせていて、小沢がギターを披露することもあったという。また、小澤征悦は小澤征爾の息子。ということは、交際中のNHK・桑子真帆アナウンサーも世界の小澤ファミリーに?【錦織圭選手⇔渡哲也、渡瀬恒彦(遠い親戚)】 2012年に渡が錦織の試合を観戦。渡は歓声をあげながら応援し、試合後には「練習はきつい?」「いつからテニス選手を目指したの?」などと質問攻めにした。その後、ポケットからパンパンに膨らんだ茶封筒を出し、「これでうまいものでも食べなさい」と渡したという。【梅宮辰夫⇔高橋克典(5親等)】 ドラマ『特命係長 只野仁』シリーズで長年共演した2人。梅宮は高橋が芸能界入りを相談した際に「お前みたいな地味な顔だと芸能界では難しい」と反対した。しかし、いざ撮影が決まると関係各所に「甥をよろしく頼む」と連絡を入れていた。梅宮アンナと高橋はいとこ同士。【京本政樹、京本大我⇔小池徹平(6親等)】 小池の父と、京本政樹の妻・山本博美(58才)がいとこ同士。小池は小学生の頃、京本にサインを求めたことがある。京本大我も小池もミュージカルに多数出演しており、共演する日も近い?※女性セブン2021年4月1日号
2021.03.21 19:00
女性セブン
伊勢谷友介 黒木瞳に送った「直筆の謝罪手紙」に込めた祈り
伊勢谷友介 黒木瞳に送った「直筆の謝罪手紙」に込めた祈り
 大麻取締法違反の罪で逮捕された伊勢谷友介(44)は、9月30日の夜に保釈された。近年はドラマや映画に欠かせない名バイプレイヤーになっていたため、芸能界に大きな影響を与えた。「今後に公開を控える出演映画は5本もありました。彼は全ての映画配給会社に謝罪のため直接訪問しています。作品の関係者にも頭を下げていて、直接会う人もいれば、手紙を送る場合もあるとか。あの黒木瞳さん(60才)には直筆の手紙を送ったようです」(映画関係者) 不幸中の幸いというべきか、伊勢谷の出演作はどれもノーカットでの公開が決定。そのうち11月に公開される『十二単衣を着た悪魔』の監督が黒木である。原作は内館牧子の長編小説。現代のフリーターが突然『源氏物語』の世界へタイムスリップし、美しきヒロインと出会い、次第に変わっていく姿が描かれている。黒木は伊勢谷の逮捕を知り、顔面蒼白だったという。「今回は監督3作品目。前2作はそれほど振るわず、黒木さんにとっては今後を占う勝負作でした。自ら映画会社に売り込んだほどの力の入れようでしたし、伊勢谷さんもそのことを知っていた。それゆえ、手紙で謝罪や映画への思いを綴ったと聞いています」(映画製作関係者) 伊勢谷は逮捕後、ファンや関係各所に向けた直筆の謝罪文を公開していた。トメやハネがシッカリとした筆圧が強めの文字が印象的だったが、黒木には個人的に直筆の手紙を送ったという。「伊勢谷さんは黒木さんの演出の妙に胸を打たれ、それがどう映像化されるのか楽しみだったのに、こんな形で迷惑をかけたことを悔い、侘びたようです。映画に対する熱い思いも語られていたとか。手紙の大半は謝罪でしたが、現在は罪を償うため反省の日々を送り、そして映画の成功を祈念する言葉もあったと聞いています」(伊勢谷の知人) 伊勢谷は初犯のため執行猶予付きの判決が濃厚だとされるが、今後はどうなるのか。「昨年、麻薬取締法違反で逮捕され、懲役1年6か月執行猶予3年の判決が出たピエール瀧さんは、約1年で俳優復帰しました。これまでの“執行猶予期間中は謹慎”という不文律は変わりつつあります。もともと社会貢献活動に積極的だった伊勢谷さんは、最低でも1年はボランティア活動に従事し、その後、復帰の道を探ることになるといわれています」(前出・映画関係者) 黒木に“恩返し”する日はいつになるのか。※女性セブン2020年11月5・12日号
2020.10.22 16:00
女性セブン
恐怖倍増させる黒木瞳の“無表情” 『恐怖新聞』で怪演
恐怖倍増させる黒木瞳の“無表情” 『恐怖新聞』で怪演
 恐怖新聞が届くようになった女子大生の恐怖の日々を描くドラマ『恐怖新聞』(フジテレビ系)。出演する黒木瞳(60才)の演技が「怖すぎる」と話題を集めている。コラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 歌舞伎俳優たちの豪快な顔芸が話題になった『半沢直樹』、眉毛を吊り上げていびりまくる観月ありさが注目された『私たちはどうかしている』など、表情筋の限界に挑戦しているような演技が目立つ昨今。それとはまったく違う表現で迫力を見せているのが、『恐怖新聞』の黒木瞳だ。 物語は、京都の女子大生・小野田詩弦(白石聖)のもとに、不幸を予言し、読んだ者の寿命を縮める「恐怖新聞」が届くようになり、その通りの出来事が起こるようになるというもの。やがて彼女の幼友達・桃香(片山友希)、恋人の松田勇介(佐藤大樹)、母・歌子(黒木)も巻き込まれ、次々と残忍な事件が勃発する。つのだじろうの原作漫画におののいていた世代としては、シリーズ構成が乙一、演出が『リング』の中田秀夫監督と聞けば、怖さ百倍。おそるおそるドラマを見る有様だが、びっくりするのは黒木瞳が恐ろしい所業を次々としてのけることだ。 そのパワーが炸裂したのが第5話。突如時代劇になって、何が起こったのかと思ったが、それは現世に至る因縁話だった。夫を目の前で惨殺され、血まみれになって正気を失った臨月の娘(白石)が腹の子からお告げを受け、次々と凶事を予言するようになる。母親(黒木)は心配しているが、実は、夫を殺し、娘に怪しげな薬を飲ませて、胎児を角がはえた人間の頭と牛の体を持つ“件”(くだん)という妖怪に変化させたのは、欲にまみれた母だった!「おっ母さんは鬼だ」という娘や助けようとした僧侶をグサリと刺し殺し、「地獄へ墜ちな、くそ坊主」と言い放つ母。その顔は冷たく、暗く、無表情。おお、これこそ、ギラギラと熱く輝く歌舞伎系の顔芸とは対極の黒木の“逆顔芸”! 続く第6話でも、歌子は愛用の特大すりこ木棒で、勇介の頭を何度もぶん殴り、「もう少しで殺せたのに」と言いながら逃走。実家を訪ねた詩弦に「いるんでしょ」と言われると、「バレた?」とひょっこり姿を現し、言った言葉が「コーヒー飲む?」 ひーっ、娘に自分がしたことがバレてもこの落ち着き。「次、誰殺す?」「スッキリするわよ」って、歌子ママ、表情ひとつ変えずに言える言葉じゃないですって。まったく恐ろしいばかりだが、ホラー好きという黒木は2002年、中田監督の映画『仄暗い水の底から』、続いて2007年には、映画『怪談』にも主演している。名作怪談落語が原作の『怪談』で、黒木演じる富本節の女師匠は傷を負った顔を半分隠しながらぬーっと現れたり、ぐったりしながらじーっと男(尾上菊之助)の顔を見つめたり、逆顔芸で怖さを醸し出していた。思えば、「このあと女房を持てば、かならずとり殺す」という師匠の書置き通りに次々女たちが死んでいく展開は、『恐怖新聞』に通じている気もする。 宝塚時代に培った華麗な表現力を封印して、不気味モード全開。表情筋の制御という意味では、これもまた俳優の力技といえる。10日の最終回でも歌子はまだまだ仕掛ける様子。『恐怖新聞』というより「恐怖歌子」になってきた。黒木瞳に奥深さを感じずにはいられない。
2020.10.07 07:00
NEWSポストセブン
週刊ポスト 2020年3月20日号目次
週刊ポスト 2020年3月20日号目次
週刊ポスト 2020年3月20日号目次「マスクは要らない」は本当か? 新型コロナの「嘘」全検証・コロナ検査官が監修「感染予防Q&A」マニュアル・反骨研究者vs御用学者テレビをハシゴする“感染症のプロ”を採点する・「コロナ特需」に沸く会社・「コロナ収束相場」の上昇銘柄8特集◆東京五輪「1年延期」ならあの選手はどうなる?◆スポーツ・コンサートイベントが「中止・無観客」で「あのカネはどうしてくれる!」◆その「難聴」は死につながっている【医療現場からの警告「聞こえにくい」は大病のサインだ】◆懐かしの「卒業ソング」仰げば尊し我が青春時代◆竹下景子・かたせ梨乃・高島礼子・黒木瞳・鈴木京香・吉高由里子・門脇麦……ネットテレビで観られるあの有名女優の裸身◆盗塁もヘデイングもダメ!? 意外と知らない少年スポーツ「禁止事項」◆ランちゃんが1人で歌う『春一番』往年のファンは嬉しい? それとも複雑?◆〈失敗した人に学ぶ「定年後の備え」第2弾〉死んだ時の手続き編「予約したお墓に入れなかった…」◆胃カメラ、大腸カメラ、CT、MRI……「上手い医者」×「ヘタな医者」こうやって見分ける!ワイド◆「99歳女性社主」の大往生で朝日新聞「株式11%」の行方◆ヤクザとマスク◆いきなり!ステーキ◆人妻パート女子アナ◆バイト中ひき逃げ 天理教幹部グラビア◆体が喜ぶ「最強の睡眠術」◆愛人にしたいグラドル総選挙2020◆都内有名私立大学ミスキャンパスグランプリ 結城るみなの衝撃撮◆美食名店の一日 第3回 匠 進吾◆V2Hのススメ◆新連載 二度と撮れないニッポンの絶景◆椿原愛 ユニフォームはTバック◆青山めぐ ネイキッド・ラブ◆密着 リリー・フランキー◆インタビュー 和田毅連載・コラム◆呉智英「ネットのバカ 現実のバカ」【小説】◆平岡陽明「道をたずねる」【コラム】◆二題噺リレーエッセイ 作家たちのAtoZ◆須藤靖貴「万事塞翁が競馬」 ◆広瀬和生「落語の目利き」◆堀井六郎「昭和歌謡といつまでも」◆秋本鉄次「パツキン命」◆戌井昭人「なにか落ちてる」◆春日太一「役者は言葉でできている」◆大竹聡「酒でも呑むか」◆綾小路きみまろ「夫婦のゲキジョー」◆大前研一「『ビジネス新大陸』の歩き方」◆高田文夫「笑刊ポスト」【ノンフィクション】◆井沢元彦「逆説の日本史」◆河崎秋子「羊飼い終了記念日」【コミック】◆やく・みつる「マナ板紳士録」◆とみさわ千夏「ラッキーな瞬間」【情報・娯楽】◆のむみち「週刊名画座かんぺ」◆恋愛カウンセラー・マキの貞操ファイル◆ポスト・ブック・レビュー◆医心伝身◆ポストパズル◆プレゼント◆法律相談◆ビートたけし「21世紀毒談」
2020.03.09 07:00
週刊ポスト
きんさんぎんさんはCMにも出演(AFLOの)
1990年代新語流行語 メークドラマ、失楽園、ブッチホンなど
 1年の間に発生した出来事にまつわる話題の言葉を選ぶ「ユーキャン新語・流行語大賞」。これまでの主な「年間大賞」を振り返りながら、「時代と寝た言葉」と当事者たちのその後を追いかける──。■1992年【うれしいような、かなしいような】 テレビCMでお茶の間の人気者となった双子の成田きんさん・蟹江ぎんさん姉妹。100歳の誕生日を迎えた感想の言葉が流行語に。きんさんは2000年、ぎんさんは2001年に亡くなったが、ぎんさんの娘の4姉妹も長寿でメディアで活躍した。■1994年【すったもんだがありました】 電撃的なニュースとなった女優・宮沢りえと貴花田(現貴乃花光司)の婚約・破局騒動の翌年、リンゴをすりおろしたチューハイのCMで宮沢が言った自嘲的なセリフが話題に。宮沢は2018年にアイドルの森田剛と再婚。貴乃花は20年以上連れ添った河野景子と2018年に離婚した。■1996年【メークドラマ】 ミスタージャイアンツ・長嶋茂雄監督(当時)による造語。首位と最大11.5ゲーム差が開き優勝が絶望的と思われたジャイアンツが快進撃を続け、逆転優勝を果たした。長嶋は2001年に巨人軍の終身名誉監督に就任した。■1997年【失楽園(する)】 不倫をテーマにした渡辺淳一氏のベストセラー小説が映画化され、役所広司と黒木瞳の大胆な濡れ場も相まって大ヒット。多くの中年男女を虜にした。同年には古谷一行と川島なお美によるドラマ版も放送され、「失楽園する」が不倫の代名詞となった。■1998年【だっちゅーの】 バラエティ番組『ボキャブラ天国』でブレイクした浅田好未、西本はるかによるお笑いコンビ「パイレーツ」。ネタよりも、胸の谷間を強調させたこのポーズを心待ちにするファンも多かった。現在、浅田は実業家、西本は女優として活動している。■1999年【ブッチホン】 当時、総理大臣だった小渕恵三氏が突然かける電話のこと。電話の相手は政財界のみならず、歌手や作家、タレントなど、幅広い人々におよんだ。このことが国民に好感を呼び、発足当初に戦後最低と揶揄された内閣支持率は51%に跳ね上がった。※週刊ポスト2019年12月13日号
2019.12.03 07:00
週刊ポスト
“毒親”を題材とした映像作品が急激に増加(写真/PIXTA)
なぜ、「毒母」を題材とした映像作品が急増しているのか
 昨年『万引き家族』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した是枝裕和監督がメガホンを取った映画『真実』が公開中だ。物語はフランスの国民的大女優が自伝本「真実」を出版したところから始まる。それを読んだ娘が、本来はわがままで尊大な母の、嘘だらけの美談にあきれて母を問いただす。だが、母は笑い飛ばすばかり。「ママ、これのどこが“真実”よ! 私を家の外に閉め出したことを忘れてデートに行ってたじゃない」──。 近年、“毒親”“毒母”といった言葉をよく耳にするようになった。暴力や育児放棄といったわかりやすい“虐待”でなくとも、過度な干渉や身勝手なふるまいで子供を傷つけ、支配しようとする親も、子供にとっては有害だという事実が、広く知られるようになったのだ。 明らかな虐待行為とは一線を画すものであることや、「親は感謝すべき存在」という旧来の価値観で隠れていた問題が、徐々に浮き彫りになってきたといえるだろう。“毒親”の概念に触れて、「自分だけではなかった」と共感する人が続出しているのだ。母娘関係専門カウンセラーの高橋リエさんが指摘する。「最近、『毒親後遺症』ともいうべきトラウマに悩まされる女性が増えています。母親と電話するだけで動悸がする、実家に行くと必ず体調が悪くなる、ママ友や目上の女性に苦手意識を持つケースも。親の影響というのは、非常に大きいのです」(高橋さん) そうした世相を反映してか、このような“毒母”を題材とした映像作品は2017年頃から急激に増えている。「嫌い。嫌い。お母さんがずっと。罪悪感あおって言うこと聞かせようとするところとか、外ではいい人ぶるところとか、自分もできないようなこと、私に期待するところとか、嫌い。だけど、お母さん、かわいそう。独りぼっちだから。(中略)ごめん。私、お母さんのためには生きられない。自分で何とかして──」 7~9月に放送されたドラマ『凪のお暇』(TBS系)もその1つ。「空気を読む」ことに疲れた28才OLの大島凪(黒木華)が、職場も恋人もSNSもすべて投げ出し、新たな人生を再出発させるまでを描いた物語で、毎週のようにSNSでトレンド入りするほどの人気を博した。 冒頭は、不満を爆発させた娘の凪が、母親の夕(片平なぎさ)に放ったせりふだ。凪の母は、娘を言葉でコントロールしてきた。台風被害に遭った実家を見舞った凪に修理費用の支払いを求める場面でも、見積書をこれみよがしに見せる。「あ、いいのよ、凪は心配しなくて。あちこちに頭を下げてなんとかお金を借りて、一生懸命働いて少しずつ返していくから、大丈夫…」 娘に罪悪感を植えつける言葉の効果はてきめんで、凪は夢のために貯めていたお金を母親に渡してしまう。 トウモロコシが苦手で食べられなかった幼い凪を前に、母が大量のトウモロコシを捨てるシーンも印象的だった。「凪が食べないからトウモロコシが死んじゃった。お母さんやおばあちゃんが大切に育てたトウモロコシなのにね」 ネットでは《これは“毒親”だわ》《自分の“毒母”を思い出して吐き気がした》などの書き込みが相次いだ。 高畑充希が主演して話題となった『過保護のカホコ』(2017年、日本テレビ系)の主人公、根本加穂子は母・泉(黒木瞳)や父・正高(時任三郎)から徹底的に甘やかされて育つ。送迎や弁当作りはもちろん、洋服選びのほか、就活や恋もすべて親の言いなりだった。 どの物語でも、娘たちが“被害”を訴える一方で、「あなたのため」と懸命に育ててきたはずの娘に“毒母”と罵られて戸惑う母の姿も描かれる。本当はお互いを愛したいのに、それが人生に暗く長い影を落とすのだ──。※女性セブン2019年11月21日号
2019.11.07 16:00
女性セブン
飲み過ぎる日も
石原さとみ&深田恭子他「ネット愛され七福神」はなぜ人気か
 最近、石原さとみと深田恭子の酩酊状態の写真がネットを賑わせたが、この二人に対してはネットでは好意的な反応が多い。「深田恭子も石原さとみも酩酊状態でこんなエロかわいいなんて嘘でしょ…」といった声に代表されるが、当代きっての自由奔放イメージの人気女優なだけに、こうした姿も好評なようだ。 さらには「たまにはいいんじゃないの~ 酔えるくらい飲めてよかったね~ ホッコリ」と言う声も石原に対しては寄せられた。一方、深田に対しては「このムチムチ具合最高!」という声もあった。 長年ネット上の女優評を見てきたネットニュース編集者の中川淳一郎氏は深田と石原は「“ネット愛され七福神”のうちの2人」と語る。あくまでも男性視点の場合だという。こうした評判も加味し、普段から記事は編集しているそうだ。「まずは新垣結衣です。多くは『ガッキーかわいい』というもので、どんな写真が出ても『かわいい』『たまんねぇ~』となります。石田ゆり子と森高千里と永作博美はアラフィフという年齢なのにあの美しさ、ということで『奇跡』的な存在として人気です。蒼井優は新垣と同じような評価です。山里亮太との結婚の時は、阿鼻叫喚の騒ぎとなりましたが、多くの人が大袈裟に悔しがる様をエンジョイしている感がありました。 そして、深田は、あれだけ美人なのにスキがある感じが評価されているんでしょうね。深田の場合、深夜にラーメンを食べたところが目撃されたり、突然二の腕がふくよかになったり、といった自由奔放なところが愛おしいと思われている。それでいて、CMなどになるとビシッと締まった姿になっている。 石原については、とにかく共演者にモテるといった報道もあり、『あのうるっとした目とあの魅力的な唇で見つめられたらそりゃぁ男だったら……』的に感じるようです。しかも、性格が良く責任感もあるという記事もありましたし、今回の酩酊も彼女の自由奔放さを表し、これまた好評でした。『彼女に振り回されたい』と感じる人も案外多いのではないでしょうか」 一方、いわゆる広告業界で使われる「好感度調査」とネット上での女優の調査結果は異なることもあると語る。「広告業界では、綾瀬はるか、天海祐希、黒木瞳、米倉涼子、北川景子、柴咲コウ、中谷美紀らに加え、朝ドラでブレイクした波瑠や土屋太鳳、有村架純、広瀬すずらが人気があるとされています。しかし、ネット人気とは別のもの。どこか完璧過ぎてスキもなく、男性からすると気圧される面があるのかもしれません」 ちなみに当サイトが掲載した「石原さとみ、吉田鋼太郎宅での家飲み後の酩酊した姿」という記事では、石原をタクシーに乗せようとする吉田がなぜか裸足であることに対して「なぜ?」というツッコミも多数入っていた。
2019.10.07 16:00
NEWSポストセブン
海老蔵&黒木瞳、舞台初共演 演出家がすごすぎて…
海老蔵&黒木瞳、舞台初共演 演出家がすごすぎて…
「市川海老蔵さん(41才)が10年ぶりに現代劇に挑戦。それだけでも楽しみなのに、黒木瞳さん(58才)との初共演ということで、期待が膨らみます。しかし、公演初日も間近だというのに、どうも不穏な空気が流れているんです」(芸能関係者) 10月7日から27日まで、東京・渋谷のシアターコクーンで上演される舞台『オイディプス』はギリシャ悲劇の最高傑作と呼ばれる。主人公の王子・オイディプスを海老蔵が演じ、その妻で、母でもある王妃を黒木が演じる。「黒木さんは海老蔵さんの舞台を何度も見に行ったことがあり、彼を“日本の宝”と高く評価しています。それだけに今回の舞台での共演を楽しみにしていました。ところが実際に稽古が始まると黒木さんは、“大丈夫なの?”と不安そうな表情を浮かべることが増えていて…」(舞台関係者) 大物同士が本番前に早くも衝突か──と思いきや違うという。「翻案・演出を務めるマシュー・ダンスターさんが理由なんです。彼は芸術家気質で、なかなかスケジュール通りに稽古が進まないことで知られています」(前出・舞台関係者) マシュー・ダンスター氏はイギリスの著名な舞台演出家で、イギリスで最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞ベストディレクター賞の候補に選ばれたこともある。それだけに、舞台へのこだわりや感性は強い。「日本の舞台では顔合わせの約半月前には台本ができているものですが、今回はかなり遅れました。マシューさんが何度も変更をくり返し、なかなか完成しなかったそうです。また、一日中稽古の予定が入っていたにもかかわらず“新鮮なアイディアが降りてくるのを待つから今日はここまで”と、サッサと切り上げてしまった日もありました」(前出・舞台関係者) 海老蔵も自らのブログで、《台本直しまだ来ないのでセリフ覚えられなーい》《これからやろうぜ!!という瞬間に休憩をとり ガンガンいこうぜ!という時に終わる》と明かすなど、戸惑っている様子を見せている。「2人とも多忙ですし、ストイック。ベテラン中のベテランだからこそしっかり稽古をつけて初日を迎えたいという思いが強い。しかも黒木さんは、過去に衣装のことなどで意見が合わずに舞台を降板したこともある。このままで間に合うのか、完成度の高い舞台が出来上がるのか現場は心配していますし、もし、黒木さんが“降りる”と言い出したらどうしようとハラハラしています」(別の舞台関係者) 9月下旬の16時頃、都内にある稽古場から出演者が続々と出てきた。その日も稽古が途中で終わってしまったのだろうか──。「その日は19時半から渋谷にある高級焼肉店で、決起集会が行われました。飲み会はかなり盛り上がったようで、熱い演劇論も交えたそうです。マシューさんは日本で初めての演出なので、慣れない部分もあります。稽古中いろいろ“トラブル”がありましたが、全員がプロですからいいものを作りたいと思っている。出演者、スタッフ含め30人ほどが集まり、黒木さん、海老蔵さん、マシューさんの3人は熱く意見を交換したと聞きました。初日に向け、団結力が強まったそうです」(前出・芸能関係者) 天才のアイディアと名優の演技がどう融合するのか、楽しみだ。※女性セブン2019年10月17日号
2019.10.03 07:00
女性セブン
盛大な「お別れの会」に多くの人が駆けつけた
ジャニー喜多川さん、意味深な誕生日会写真を読み解く
「ジャニーさん、ハッピーバースデー!」。50人近い所属タレントがそう声をそろえたかと思うと、手拍子をし、体を揺らしながら、『ハッピーバースデートゥーユー』を歌う。 その中心にいたのは、ジャニー喜多川さん(享年87)だった。大きなバースデーケーキを前に、ジャニーさんは、はにかみながらもうれしそうな表情を浮かべ、それまでの人生を振り返り、「八十何年生きてきて、今日がいちばん楽しい」と口にした。 その言葉を聞いて、タレントたちもうれしそうに笑う。タレントをわが子のように愛し、タレントからは父のように慕われた関係は、まさに唯一無二のもの。 大型スクリーンに映し出されたその映像は「お別れの会」の「関係者の部」に出席した約3500人に、絆の強さを見せつけるものだった。参列者の1人が言う。「まさか、ここまでの会になるとは思っていませんでした。プライベートの映像も用いて裏方に徹してきたジャニーさんの人物像、功績を参列者に伝えようという意図がしっかり伝わってきました。何より、ジャニーさんとタレントたちの素顔を初めて見ることができました」 9月4日、ジャニーさんのお別れの会が盛大に営まれた。会場となったのは東京ドーム。お別れの会の場として使われるのは今回が初めて。案内状のない人でも参列できる「一般の部」にも約9万人が詰めかけて生前をしのぶという、史上最大の規模となった。◆北島三郎、カズ、黒木瞳らも参加 ジャニーズ事務所と袂を分かつことになったタレントの参列はどうなるのかと取り沙汰されたが、多くが姿を見せていた。44年前に電撃移籍した郷ひろみ(63才)、シブがき隊の薬丸裕英(53才)と布川敏和(54才)、ジャニーズの黎明期を支えた光GENJIの大沢樹生(50才)、佐藤寛之(48才)、赤坂晃(46才)。KAT-TUN時代に解雇された田中聖(33才)など30人以上がジャニーさんに「さよなら」の言葉をかけた。「薬丸さんは、仕事があったのか開始時刻には間に合わなかったようで、遅れて会場入りしていました」(スポーツ紙記者) ほかにも、黒柳徹子(86才)と久米宏(75才)の『ザ・ベストテン』コンビや、北島三郎(82才)や武田鉄矢(70才)、泉ピン子(72才)に和田アキ子(69才)といった大御所も駆けつけていた。「サッカーの三浦知良さん(52才)も参列しました。フランスW杯直前で代表メンバーから外された時、メディアにもみくちゃにされると心配したジャニーさんが自分の所有するマンションを“隠れ家”に使っていいよと言ったほどの仲。奥さんのりさ子さん(51才)も一緒に来ていました」(前出・参列者) 元タカラジェンヌの姿もあった。「大地真央さん(63才)と黒木瞳さん(58才)は会場で待ち合わせをしていたようで、『待った?』などと言葉を交わし、隣同士に腰掛けて、ジャニーさんとの思い出話に花を咲かせていました」(別の参列者)◆中居が中央で笑う意味深な写真 会は定刻の11時に始まった。会場に『ネバー・マイ・ラヴ』が流れる。「ジャニーズ」のデビュー曲として用意されたものの、他者によって世に知らしめられ、その後、ジャニーズタレントたちがカバーしてきた名曲だ。 曲に聞き入っていた参列者たちが驚いたのは、スクリーンに映し出された映像だった。「映像は、ジャニーさんの跡を継いで裏方に回った滝沢秀明さん(37才)が制作したもの。長さは10分間ほどで、東山紀之さん(52才)によるナレーションがつけられていました」(芸能関係者) ジャニーさんがプロデュースしたコンサートや舞台の映像の後に、冒頭のシーンに移った。貴重な肉声が残されていたその映像は、3年前のジャニーさん、85才の誕生会のもの。ジャニーさんが近藤真彦(55才)と中居正広(47才)に手を取られながら歩く姿も見られた。「映像の中央で中居さんは笑って映っていました。当時はSMAPが解散することを発表した後のことだったので、貴重な写真を流すんだとびっくりしました。しかも、SMAPのほかのメンバーは映っていない。事務所に残った木村拓哉さん(46才)の姿もありません。なんとも意味深な写真でした」(前出・芸能関係者) その日も実は、微妙な距離感だった2人。一部では、中居と木村は「緊迫だった」、「目も合わせていなかった」と報じられた。「近藤さんの挨拶の時のことを言っているのだと思います。タレントたちは2列になって、グループ単位で固まりましたが、基本的に年功序列で内から外の順に並んでいました。 近藤さんの脇を植草克秀さん(53才)と佐藤アツヒロさん(46才)が固め、植草さん側に岡本健一さん(50才)と中居さん、佐藤さん側に木村さんが並びました。錦織一清さん(54才)は仕事で欠席でした。2人の間に4人いましたが、あくまで“ルール”に則った並び順でした」(前出・スポーツ紙記者) ただ、緊張感のようなものはあったという。「SMAP解散以来、一緒に仕事をしていない2人が、ほんの少しの距離を置いただけで、同じ空間にいるわけですからね。この会はすべてをオープンにすることによって、ジャニーさんと“子供”との絆を表したかったのでしょう」(前出・芸能関係者)※女性セブン2019年9月26日・10月3日号
2019.09.12 16:00
女性セブン
太宰の子を身ごもる愛人・静子役を演じる沢尻
岡田准一版『白い巨塔』、脇役も光る見事なキャスティング
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は15年ぶりにドラマ化される『白い巨塔』について。 * * *「往年の作品と比較されても負けないように、みんなで頑張っている…」 とは、5月22日から5夜連続放送の「テレビ朝日開局60周年記念 ドラマスペシャル『白い巨塔』」に主演しているV6岡田准一の言葉である。 山崎豊子さん原作の同名長編小説は、1966年、主演・田宮二郎で映画化。翌1967年、主演・佐藤慶でテレビ朝日がドラマ化。さらに、1978年、フジテレビが田宮さんでドラマ化している。 1990年には村上弘明主演でドラマ化。これはテレビ朝日によるものだ。◇多くの人の記憶に残る唐沢寿明版『白い巨塔』 果たして多くの人の記憶に残るのは、2003年、唐沢寿明主演で2クールにわたってフジテレビがドラマ化した『白い巨塔』だろう。 脚本は数多くのヒット作をもつ井上由美子氏。あの『GOOD LUCK!!』(TBS系)と同年、2クールの『白い巨塔』がスタートした。近年も『BG 身辺警護人』『緊急取調室』(共にテレビ朝日系)など、“会話劇”に定評がある。 キャストは「財前五郎」に唐沢寿明、「里見脩二」に江口洋介。二人は1992年、同局のドラマ『愛という名のもとに』でも同級生・同じ部活員役で共演していた。その唐沢と江口が、正反対の医師役を演じるということだけでも話題性は抜群だったものだ。 さらに2人の恩師「東教授」に石坂浩二、ライバル「鵜飼教授」に伊武雅刀、財前を尊敬する若き医局員に伊藤英明。「東教授」の娘役に矢田亜希子。財前の愛人役は黒木瞳、財前の妻役には若村麻由美。その父親役である西田敏行らのことは筆者も鮮明に覚えている。  そして、かなり厚めに描かれた「教授婦人会〈くれない会〉」での鵜飼教授夫人・野川由美子、東教授夫人・高畑淳子らのイヤらしいほどの名演技は忘れられない。 このように、ストーリーだけでなく、直近の連続ドラマのキャストも記憶に残るなか、テレビ朝日がどう新たな『白い巨塔』を世に送るのか。非常に興味深かった。 実は事前に、5話をすべて見せてもらったのだが、もっとも圧倒されたのは、その見事なキャスティングだった。 財前五郎を演じた岡田准一は、言わずと知れた華のある演技派俳優。NHKの大河ドラマ『軍師官兵衛』の視聴率を後半、右肩上がりに押し上げたり、映画『永遠の0』と『蜩ノ記』で「日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞をW受賞したりと、彼の挑戦はそのまま高い評価に繋がっている。岡田自身も「同業の人が『いいね』と言う役柄をやらせてもらってきて、恵まれた環境で仕事をさせてもらってきている」と、新聞のインタビューに答え、そこは認めているところのようだ。 筆者は2016年の映画『海賊と呼ばれた男』で90代まで演じ切った岡田の名演技が忘れられない。今回の『白い巨塔』でも、財前の“弱さ”が垣間見えてきてからのシーンが岡田は抜群にうまかった。◇沢尻エリカVS夏帆の“対決”に見応え ここからは、岡田以外のキャスティングで、特筆すべき人たちを挙げていきたい。 最初に記しておくが、出てくる役者は全員素晴らしくいいのだ。登場シーンがそれほどない人や、本当に、1、2シーンしかない人にまで、キャスティングに手抜き、ナシ、バーター、ナシ、テレビ朝日への貢献度も関係ナシの見事なキャスティングなのである。このシーンだけに、これだけの人を連れてきたのかと、見たら驚くことばかりだと思う。 まずは松山ケンイチ。わかりやすくするため再び記すが、「唐沢版」で江口洋介が演じていた「里見」の役である。物静かで、心優しく、目の前で何が起きてもほとんど表情を変えず、心の中の波風を押し殺した冷静な「里見」を見事に演じ切った松山の”空気感“に、終始、助けられたような状態だった。 続いては沢尻エリカ。「唐沢版」では黒木瞳が演じていたので、比較すると、彼女の若さや、クラブ勤めというよりは、どちらかというとキャバクラっぽい雰囲気はいかがなものかと思っていたのだが、「財前」を「五郎ちゃん」と呼びつつ、彼の止まり木で居続ける陰の存在をこれまた見事に演じていた。 財前の妻役の夏帆も良かった。「唐沢版」では若村麻由美だったので、こちらも見る前は若さを感じたし、過去、それほど“お嬢さま役”が多かったワケではないが、父親役の小林薫と共に、“セレブ”が似合ったし、終盤、沢尻と対峙するシーンは特に素晴らしかった。◇「お嬢さま」を見事に表現した飯豊まりえ ここからは意外な3人である。一人目は、寺尾聡演じる「東教授」の娘役、飯豊まりえである。「唐沢版」では矢田亜希子が演じていた“お嬢さま”だ。スタイルの良さや、芸人たちが認めるバラエティー力、『にじいろジーン』(関西テレビ・フジテレビ系)でのMC力など、モデルやタレントとして評価させてもらっていたものだ。加えて、『MARS~ただ、君を愛してる~』や『トラさん~僕が猫になったワケ~』など、アイドル映画の体裁をとる作品への出演が強い印象が筆者にはあった。 だが、飯豊は、「お嬢さま」ならではの芯の強さや行動力を静かに強く演じ切った。この作品は彼女にとって、間違いなく代表作になるに違いない 続いては向井康二だ。「誰?」と思う方が大半だと思うが、彼は関西ジャニーズJr.の人気メンバーとして活躍し、現在は、人気ユニット「Snow Man」に加入。MC力に秀で、顔面偏差値もすこぶる高いイケメン。「唐沢版」で「中村雅俊の息子が演じていた役」と聞けばピンとくる方がいらっしゃると思う。 向井の登場は第3夜から。以降はとても重要な役どころで、父親役は柳葉敏郎、母親役は岸本加世子。大阪が舞台ゆえ、関西弁がスムーズに出てくる向井はそもそも適任なのだが、知名度という点では、他の関西ジャニーズJr.たちも候補だったに違いない。 でも向井康二が選ばれた。岡田と同じジャニーズ事務所(ちなみに岡田も関西人)であることから「バーター?」と思われてしまいがちだが、3夜、4夜、5夜と見ていく内に、向井の演技がどんどん迫力を増してくることが見て取れた。さぞ刺激的な現場だったことだろう。 AIの話もフツーに出てくる令和版『白い巨塔』にあって、若々しく軽やかな向井の存在は、とても意味があると私には思えた。舞台経験は多いので、芝居が大きくなりがちかと思ったが、すぐさま軌道修正してきた。彼もまた「代表作」といえる映像作品に巡り合えたというワケ。強運の持ち主だと思った。◇「新境地」を開いた浅田美代子 そして浅田美代子である。6月7日公開の主演映画『エリカ38』で、60代にして初めて本格的なセクシーシーンに挑戦したり、「つなぎ融資の女王」をモチーフにした作品に彼女が体当たりで挑戦した“きっかけ”をつくったのは、親友であり、姉であり、母のような存在だった樹木希林さんだ。 希林さんは生前、「美代ちゅわん(←希林さんは、このように呼んでいた)は、(プライベートで)けっこう苦労してきてるのに、それが演技に出ないのよね」と言っていらしたそうだ。それを「いいこと」と捉えてくれていたという希林さんだが、『白い巨塔』の浅田を見たら、なんとおっしゃっただろうか。「くれない会」の会長をつとめ、教授夫人としてのプライドと傲慢さを持ち合わせた浅田の演技は、『エリカ38』に勝るとも劣らない「新境地」だと私には思えた。「このままでは、バラエティータレントで終わってしまう」という悩みを希林さんに吐露したことがきっかけとなってスピーディーに公開まで進んでいった『エリカ38』と『白い巨塔』により、この先、彼女には、『釣りバカ日誌』の「みち子さん」とは大きく異なる新たな作品からのオファーが届きそうな気がする。  彼らだけではなく、あらゆるシーンで「そう来たか」「いやはや、お見事」と唸らされた『白い巨塔』のキャスティング。主演の岡田准一が覚悟していたように、全キャストが「往年の作品と比較されても負けないように」役を全うした結果であろう。5夜連続の『白い巨塔』、改めて、1夜たりとも見逃したくない作品だ。
2019.05.22 07:00
NEWSポストセブン
新作は加藤シゲアキ主演 『犬神家』は『忠臣蔵』と共通点あり
新作は加藤シゲアキ主演 『犬神家』は『忠臣蔵』と共通点あり
 年末にかけてテレビでは多くのスペシャルドラマが放送されるが、話題作の1つが『犬神家の一族』だ。多くの名優が演じてきた金田一耕助を今作ではNEWSの加藤シゲアキが務める。これまでの『犬神家の一族』を振り返ると、あの時代劇との共通点も見えてきた。時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんが独自の視点で分析する。 * * * クリスマスイブに放送されるフジテレビの『犬神家の一族』。その予告編を見て感じたのは、『犬神家』はもはや日本の伝統芸能の域に達したということである。 物語は、那須で財閥と呼ばれるほどの資産を一代で築き上げた犬神佐兵衛の遺産相続をめぐって、奇怪な連続殺人が起こり、名探偵・金田一耕助がその謎に挑むというもの。原作はミステリーの大家・横溝正史。金田一を演じるのは、加藤シゲアキである。「犬神家」が、「伝統芸能」になった理由の第一は、映画、ドラマ、舞台と繰り返し制作されていること。私はこの11月に新派公演の舞台で「犬神家」を観てきたばかりである。映画では、1976年に公開された市川崑監督の映画『犬神家の一族』がよく知られている。大規模な宣伝、書籍販売とメディアミックス戦略で大きな話題を呼んで映画は大ヒット。ここで金田一を演じた石坂浩二は、次々と横溝作品に主演し、2006年には久々に市川崑監督と「犬神家」のリメイクでも主演して話題になった。 ドラマではやはり70年代に古谷一行主演の『横溝正史シリーズ』が登場し、その第1弾『犬神家』は、視聴率40%を超えている。その後も、中井貴一、片岡鶴太郎、稲垣吾郎などが金田一を演じた『犬神家』ドラマが放送された。つまり、多くの人はいろんなカタチで「犬神家」を観たことがあるのである。ストーリーもキャラクターも犯人だって知ってるけど、それでも見たい!作りたい! こんな吸引力は、歌舞伎や落語、作品でいえば『忠臣蔵』のような伝統的な名作と同じだ。『犬神家』と『忠臣蔵』との共通点は、もっとある。オールスター作品にできることだ。『忠臣蔵』では、悲劇の殿様(イケメン)浅野内匠頭を若手スターが演じ、仇討の中心人物・大石内蔵助を大物スターが演じるのがお約束。そして討ち入り四十七士メンバーにも人気俳優が多数出演して、それぞれのファンを総動員できるメリットがある。 同じく「犬神家」も、金田一だけでなく、怖い顔をした犬神家の三姉妹(松子、竹子、梅子)をはじめ、彼女らの息子たち(白いゴム面を被った佐清や佐武、佐智)、さらには遺産相続のカギを握る絶世の美女、野々宮珠世を誰が演じるか。それだけでも興味深い。ちなみに新作の犬神三姉妹は、黒木瞳、松田美由紀、りょうだ。怖いわ~。この3人ににらまれて、加藤金田一は大丈夫なのか。大丈夫なわけない。 予告編で水面から白い足が2本、にょっきりと出ている場面や白いゴム面の佐清を見て、『犬神家』初心者はぎょっとしたかも。だが、毎度『犬神家』を見ているファンは「よしよし」と納得したはずだ。定番シーンを確認して「待ってました!」と声がかかるのも伝統芸能らしい。ホームページでは賀来賢人が「平成最後のスケキヨ」とナイスな呼ばれ方をしている。今はいろいろなものに「平成最後」が付けられているが、まさかスケキヨにまでって。伝統を抑えつつ、ぐいぐいと押してくる加藤金田一がどうオリジナリティを出すか。見届けようじゃありませんか。
2018.12.19 07:00
NEWSポストセブン
佐々木蔵之介の『黄昏流星群』 中年のときめき爆発に違和感
佐々木蔵之介の『黄昏流星群』 中年のときめき爆発に違和感
 興味を持ってチャンネルを合わせたはずのドラマに対して“違和感”を抱いてしまった経験は誰しもあるだろう。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析する。 * * * 中年にさしかかった人生の悲哀と偶然の出会いを描き出すドラマ『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(フジテレビ系木曜午後10時)。原作は同名の弘兼憲史マンガ作品(小学館)の第1集「不惑の星」です。 漫画の方は1995年から現在まで続き広い世代に愛読されている人気作。しかし、ドラマを見ていると、どことなく漂ってくる不思議な違和感。チグハグな感じが気になって仕方がないのですが、それはいったい何処から発しているのでしょうか? 主人公は、エリートサラリーマンの滝沢完治(佐々木蔵之介)。成功への道を邁進し仕事一筋、部下の女性からの色っぽいモーションにも「キャリアに傷が付く」と拒絶し銀行の支店長まで上り詰めた。専業主婦の真璃子(中山美穂)はそんな夫を献身的に支えてきた。ところがある日、完治は予想外の左遷宣告を受け、子会社の倉庫へ出向に。受け入れ難い試練に直面して……。 プライドの高いエリート中年サラリーマンの挫折物語です。銀行の支店長が子会社へ出向、の悲哀は大きい。人生の全てかけて獲得してきた成果が一瞬にして崩壊していくのですから、喪失感、強い挫折感に包まれるはず。 ところが。スイス旅行へ出かけて偶然出会った目黒栞(黒木瞳)に一目惚れ。その栞が、何と出向先の倉庫会社の食堂で働いていることを知って嬉々とし、ときめきを爆発させる完治。 そう、完治役の佐々木蔵之介さんが枯れていない。栞演じる黒木瞳さんをイキイキと追いかけていく。その姿がどこか楽しげ。中年の舞い上がりぶりを見せつけられるようで、視聴者はとまどう。「たそがれ」は何処に行った? まあドラマですからストーリーは単純でもいいのですが、行間から染み出てくるようなわりきれなさ、仕事に生きることができなくなったエリートサラリーマンのわびしさ、葛藤といったものが十分に見えてこない中、「偶然の恋愛」がトントン拍子で展開していくあたりに肩すかし感が。 夕暮れ時、行き交う人の顔がよく見えなくて「あの人は誰?」と問う「誰そ彼(たそかれ)」から、「たそがれ」という言葉は生まれました。「黄昏」を「たそがれ」と読ませるのは当て字ですが、「昏」は「日が垂れる」つまり、太陽の光の量が少なくなり、だんだんに先が見えにくくなってくること。 ドラマのタイトル「黄昏-たそがれ」という言葉は、そのように深い意味を持つはずです。「俺の人生って何だったんだろう」と内省し、さみしさを噛みしめた先にやっと見出す、ささやかな希望の光……人生の酸いも甘いも含めた「複雑さ」を描き出すことが、このドラマの土台になるはず。 もちろん出向先の新しい職場で完治が戸惑ったり、夫婦間に吹くスキマ風の描写もあるのですが、そのあたりの味つけがどうにも薄く、むしろ新たな恋愛にうきうきしている完治の方が印象深く目立ってしまっています。 専業主婦・真璃子(中山美穂)も似たようなことが言える。夫の行動を不審に思い浮気を疑うけれど、さほど執着するわけでもなく夫を女から取り戻そうと髪を振り乱し躍起になるわけでもなく。 それより娘・美咲(石川恋)の婚約者、春輝(藤井流星)にうっとりと恋心を抱く。娘の婚約者ですから20歳余りも年下。そんな若い男が、そもそも婚約相手の「母」にむかってモーションをかけますか? キスを迫りますか? この設定、原作にはない新たな要素として加えられましたが、益々掛け違い感を高めてくれています。 おそらくこのドラマの放つチグハグ感とは、原作に漂う「中年の悲哀」という基本要素が、十分に伝わってこないところから生じているのではないでしょうか? 先が見えなくなりとまどう中年。しかし、成熟した世代だからこそ発見できる新たな希望の形もある。複雑な人生の綾が織りなす、切なくて甘い大人の物語を視聴者は見たいのですが。
2018.12.01 16:00
NEWSポストセブン

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新庄ビッグボスのインスタ投稿が波紋 「ファンとそれ以外の分断を煽る」の指摘も
NEWSポストセブン
クルマ、ギター、アート、スケートボードにもこだわる
長瀬智也、英国のバイク誌に登場 悠々自適な暮らしに「所ジョージ化している」の声
女性セブン
小室圭さんと眞子さん
小室圭さん妻・眞子さんがNYで行きつけのスーパーから見えてきた“妻の気遣い”「日本でいえば『成城石井』」 
NEWSポストセブン
京都の街を歩く舞妓のイメージ(写真/イメージマート)
元舞妓の〈16歳飲酒〉〈お風呂入り〉告発に、花街関係者も衝撃「未成年飲酒には厳しく対応しているはず」
NEWSポストセブン
不祥事を理由に落選したはずなのに、比例で復活されては…(左は塚田一郎氏、右は中川郁子氏/写真=共同通信社)
「不倫路チュー」「USBは穴に…」失言・不祥事で落選しても比例復活するゾンビ議員たち
週刊ポスト
注目を集めるNHK吉岡真央アナ
「ポスト和久田麻由子アナ」候補のNHK吉岡真央アナ 替え歌ダンスで“キャラの強さ”際立つ
週刊ポスト
前田敦子と篠田麻里子の女子会姿をキャッチ
前田敦子、篠田麻里子と六本木で4時間半女子会 元夫・勝地涼との関係は良好に
女性セブン
謎めいたバッグを持つ広末涼子
広末涼子、“破壊力強すぎ”コーデは健在「背中に蜘蛛」私服に続き目撃された「謎バッグ」
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン