フフホトの動物愛護ボランティアは、子犬にエサをやるなど、ほとんど毎日、子犬の様子を見守ってきた。だが、「寒くなってきており、これ以上路上に居続けることは好ましくない。犬だけでなく車にとってもリスクが大きい」と考え、11月14日夜、網などを準備し、ボランティア仲間と一緒に子犬を保護しようとしたが、子犬の警戒心が強く、色々な方法を試したがうまくいかなかったという。
その翌日、フフホト市警察本部は、子犬と付近住民、さらに通行中の自動車などの安全を考慮し、子犬を保護。取材に応じた警官は「ボランティアの方々が交通量の多い路上で犬を保護しようとすることは、安全面で問題があるので、警察が専門の用具を使って行うこととした。保護完了後、子犬は愛犬家の方が規定の手続きに基づいて引き取っていった」と明かしている。