2018年10月19日、裁判所は劉さんの当面の生活費などの名目で、賠償金の先渡し分として50万元を貸与。劉さんは遼源市東豊県に約82平方米のマンションを45万5000元で購入している。
劉さんの冤罪事件や中国史上最高額の賠償金について、ネット上では「中国で再審が認められるのは非常に珍しい。再審請求をすると、刑務所でにらまれて虐待されるケースもある。劉さんが無事に出てこれた方がニュースだ」というものや、「人の命もお金に換算されて、お金を出せば、冤罪も批判されない風潮がある。実際問題として、25年以上の人生の重要な時間はかけがえのないものだと裁判所は分かっているのか」との厳しい意見も出ている。