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関脇・玉鷲、オフは手芸とスイーツで息抜きの「女子力」

スイーツは作るのも食べるのも大好きという玉鷲

 3月10日の初日を「満員札止め」で迎え盛況を見せている“平成最後の本場所”大相撲春場所。大関昇進を視野に土俵に立つのが、1月の初場所で優勝した関脇・玉鷲(たまわし)だ。話題になったのは、2004年に初土俵を踏んでから一度の休場もなく、34才で優勝した愚直な相撲スタイルだけではなく、スイーツ作りや手芸が趣味という意外すぎる“女子力高め”な素顔。

 大阪での春場所を目前に控えたある日、稽古を終えた玉鷲が向かったのは大阪・阿倍野にあるクラフトショップ「ABCクラフト」。

「3年くらい前から、大阪に立ち寄ると素材探しに通ってるんだ」と慣れた様子で店内を歩き、生地や糸などを丹念に選ぶと、さっそく店内でマスコット作り。自身の顔をモチーフにしたフェルト製マスコットアクセサリーを手際よく完成させたが、所要時間はたったの45分!

「ハワイアンキルトのクッションを作ったり、長男の服も作るよ」というから、もはや玄人はだし。

 クラフトショップを後にして向かったのは、有名スイーツ店「ポアール・アントレ」。ハート形のクッキーを焼いたり、いちごをサンタクロースに見立てたクリスマスケーキを作って、親方や部屋の力士たちに振る舞うほどの腕前を持つが、「スイーツは作るのも食べるのも大好き」と言う。

「このお店のケーキは全部おいしいけど、やっぱりショートケーキがおいしいね。ケーキのおいしさって、クリームで決まる。シンプルなケーキほど難しいんだよ」と食レポも完璧にこなしてみせた。

 二場所連続優勝、大関昇進など大きな期待がかかる中、つかの間の休息で春場所への英気を養ったようだ。

※女性セブン2019年3月28日・4月4日号

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