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2019.03.20 16:00 週刊ポスト
インプラント 「すぐに手術しないと」と脅してくるのは罠

インプラント治療の権威として知られる小宮山氏(筆者撮影)
インプラント・クリニックのHPは、どこも手術件数の多さをアピールしている。経験豊富な歯科医のほうが安心できると考えがちだが、実態は違うという。インプラント治療の権威として知られる小宮山彌太郎氏(ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター院長)が語る。
「数多くの手術をやって、失敗している人や、雑な人もいます。タイヤ屋の広告とは違います。手術件数はあまり参考にしない方がいいでしょう」
インプラント手術にはリスクがつきものだが、詳しく説明しないまま抜歯の予定を組むクリニックもある。仮に事故が起きても、責任ある対応は期待できない。
格安系のインプラント・センターの中には、マイナー・メーカーや、サードパーティ(安い互換品)を使用しているところがある。
こうしたメーカーは、部品供給が停止したり、倒産するケースも起きている。そうなると、トラブルが起きた時に修理ができない。
◆手術を急かすのは“罠”
インプラント手術をどこで受けるべきか、専門家としての着眼点を聞いた。
「すぐ手術をやらないと(顎の)骨がなくなりますよ、(骨量が)減っていきますと。手術の結論を急がせるのは“罠”と考えた方がいいでしょう。インプラントはがんや重篤な炎症とは違います。2か月、3か月遅れても大勢に影響はありません」(同前)
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