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2019.03.30 16:00  週刊ポスト

検診で「虫歯なし」でホッとしてはダメ、歯周病にこそ注意を

「虫歯なし」でもリスクはある

“毎年、歯科検診を受けているから自分の歯は大丈夫”と考えるのは、止めたほうがいい。東京・杉並区の歯科検診を担当してきた岡田弥生氏(歯科医)は、最近の傾向に強い危機感を抱いている。

「中高年世代には、虫歯より怖いのが歯周病です。日本は、虫歯を見つけるための検診、という刷り込みが根強く、『虫歯なし』と言われると、ホッとするようです。歯周病検査がいい加減なこともあり、まだまだ危機感が足りないと感じます」

 歯周病は軽度のうちに治療を進めることが、歯を守り、費用を圧縮することにつながる。

◆重症化した歯周病で「抜くしかない」といわれたら

 では、適切な治療が受けられず歯周病が重症化してしまい、歯科医に「抜くしかない」と告げられたら、どうすればいいのか。歯周病治療の指導者である、弘岡秀明氏(スウェーデン・デンタルセンター院長)はこう言う。

「歯を残せるか、抜くべきか、実は明確な基準はありません。歯科医によって判断が分かれることは、十分にあり得ます。診断に納得がいかない時は、セカンドオピニオンを勧めます」

 抜歯原因の1位である歯周病だが、歯科医のスキルや主観によって、歯の運命は大きく違ってくる。

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